コラッツ予想2(2)動作原理は簡単、中間の1はジョイントだった
m=(3n+1)/(2^r)
m,n,r,は、m,nが奇数、n>1の任意の自然数の組とする。
記号^は指数記号とする。
mをnに代入し続ける。
補数でも正数でも同じなのでここでは区別しない。
例えば
1000001111101111
を
100000,111111.01111
と区切り記号を入れておく。
3倍すればピリオド以下からの繰り上がりは+1である。
カンマへの繰り上がりも+1。
11111は3倍しても変わらないので、,と.の間は下位からの入力aに対して上位へaを出力するジョイントとして働く。
2進数では見た目は変わるが性質は変わらない。
100000,011111.11111
中間の1を一桁ずらすと3倍してカンマの位置に対して増加は+1。
つまり、真ん中の連続する1は入力の伝達装置としての役割となる。
なので、中間の1はどちらにどれだけずらしても、同じ結果を得られることになる。
これを同位性と呼ぶことにする。
この同位性は隣接する0の間ならばいくらずらしても、失われることはない。
これは2^n倍(nは整数)のことである。
よって
例えば
11111111110001011011100001001
の場合、
11111111111111111000000000001
と同位である。
正数では無限桁への演算が考えにくいので2進補数で考える。
2の補数の場合でもそれは同様である。
Nを-nとする。
Mを-mとする。
m=(3n+1)/(2^r)
-m=-(3(-n)+1)/(2^r)
M=(3N-1)/(2^r)
補数の場合は
11111111110000000000011111111
最上位の連続する1についても同様の性質が保持されており、
11111111111111111111111111101
と同位である。(整数では/2で先頭に0が入るが補数では1が入る)
このときn=3であるから1に収束することは実証済み。
1より大きい、すべての自然数は3と同位であり1に収束するので
すべての自然数は1に収束すると言える。
(1まで行って1に収束するでも同じ)
0も同じ吸い上げ効果を持っている。
螺旋装置が下から水をくみ上げる動作に似ている。
これは2進数のビットの3倍の性質である。