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第13話  〜セリカの危機〜

 「あ...ユウキ...」

だめだ...オレ。今度こそ死んだわ。ごめん。セリカ... 迷惑しかかけてなくて...

「うわぁぁぁっ!!」

「ユウキッ!!」

「こんな大群... あの魔法でしか倒せない!」

「でも... いやそんな事考えてる場合じゃない!」

「喰らえ! 〈アサシネーションフレア〉。」 


ボウン! 


EXバッドがいた場所に、とても大きなクレーターが出来た。

全てのEXバッドが、燃えるようにして消えた。経験値がセリカに吸われていく...

助かった!

「ありがとう。また助けられt...

ドサッ

「え?セリカ?」

「どうしたんだ? セリカ! セリカーーっ!」

 セリカが倒れた。オレのせいだ... どうしたらいい!? とにかく街に帰ったほうがいいよな?

 ...あれ? でも、ワープしてきたから道がわからないぞ? 

 オレ一人ならいいが、セリカもいる。こんなところで死んじゃダメだ。

 でも、どうする? どうしたらいい? こんな時...

 いや、オレ一人でも目が覚めるまで守り抜いてやる!

「とにかく安全そうな場所に運ばないと...」

 軽いなセリカ。オレと同じぐらい身長があるとは思えない。

「ふぅ...ここなら...」

 巨木が一本生えた周りには何もない場所だ。ここなら何か来ても見つけやすいだろうし...


 もう日が暮れる... 眠い... 意識が...


「はっ!」

 オレは強い殺気を感じて飛び起きた。まずい...ハンターウルフだ。このオレに勝てるのか!?

 いや、違う。勝つんだ! 勝たないと。

 寝ていたせいでかなり近くまで近づかれていた。気づかなかった。

 ハンターウルフがこっちを睨んでいる。

 うぅ! 怖い!! でも戦うしかない!

 しかし、ハンターウルフはユウキを無視してセリカの方へ向かっていった。

「えっ、なんで?」

「だめだ! 止まれっ!」

 オレは思いっきり剣を振った。だが、当たるわけもなく。普通に避けられてしまった。

ハンターウルフはセリカをくわえて逃げ出した。

「まてっ!」

 あ... セリカが... 殺される... オレのせいで。 オレが弱くなければ... 

 オレは自分に、どうしようもないほど腹がたった。オレのせいでセリカが危険な目にあっているんだ。この命に変えてでも取り戻さないと...

 そう思ったとき、炎が手から出た。

 見事ハンターウルフに命中。

 経験値となって、オレによってきた。

《Lv.1→Lv.2 にレベルアップしました。》

 頭の中にアナウンスが流れてきた。

 今はそんなことどうでもいい。

「セリカ!!」

「大丈夫か!?」

 セリカはちょうど目を覚ましていたらしい。

「うん。ありがとう。」

 オレは初めて人の役に立った。こうなったのは自分のせいだけど、セリカを助けられて嬉しくなった。

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