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ルビイ色の契り  作者: 月季
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プロローグ

あの日見た光景は夢幻のように感じていた。




それは何なのか何を意味するのかわからない。




でも、それは子供の頃の記憶でどこか曖昧で、どこかおぼろけで、そして何より意識がはっきりしていなかった。




むしろ痛いとか寒いとかそういう記憶の方が勝っていたから。



だけど、今思えばあれはとても大切な事だったのかもしれない。



私の運命というものはなんだろう?



どこかおぼろけで曖昧で、未来などこのまま平凡に過ごして行くものだと思っていた。




だから、なんとなくなんとなく運命とかそういうの言われてもピンと来なくてよく分からなかった。




だって、幸せで楽しい毎日だから。



家族がいて普通に生きている事が何より幸せで楽しい毎日だったから。



だから、私の起きる運命なんてよくわからないんだ。




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