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第4話 ~ハルトが知っていた真実~

第4話 ~ハルトが知っていた真実~


初めて彼女に会った時、なんて綺麗な瞳なんだろうって思った。

俺だって不安を一生懸命隠してるのに、彼女の瞳は宝石のような色をしていた。


彼女のギフトは、「転移」というスキルだった。

周りの人達は笑っていたが、俺は笑わなかった。いや、正確に言うと、『笑えなかった』。


俺は元々、「博学」というスキルを持っている。


頭の中が辞書の様になっていて、頭の中で「検索」をかけることができるスキルだ。


このスキルで「検索」をかければ、わからないことは無い。


だから、彼女のスキル「転移」も検索してみた。


検索結果は、目を見張るものだった。


__________________


『転移スキル』


どこにでも転移することができる。


転移できる場所は、過去、未来、現在、異空間や他の次元の国…等、様々である。


このスキルが出現する確率はかなり低く、出現したら無敵とも言われていた。


自分だけでなく、手を繋いでいれば何人でも「転移」をすることが可能である。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


俺は笑うことすらできなくなっていた。


いつも「感情を消せ」と言われて生きていた俺が、ここまで驚いたのはそうそう無いと思う。


俺の夢は世界最強だ。


その為には、彼女の力が必要だ、と思った。



だから、彼女と話しに行こうと思ったんだが、いつのまにか俺の回りには女の子達の輪ができていて、身動き一つ取れなかった。


そこから女の子達の誘いを丁寧に断って、彼女を探そうとしたら、声をかけられた。


さっき、俺の前の方にいたと思ったんだが、いつの間にか後ろに居て凄く驚いた。


そこから話してみると、彼女……ルナは凄く善良な人だということが分かった。


「嫌な感じの人なら誘うのはやめよう」という考えは秒で吹き飛んでしまった。


彼女を「俺と一緒に世界最強目指してくれ」と熱心に誘った結果……「ハルトがいいなら」と言って貰った。凄く嬉くて顔が自然に緩む。


さて…彼女に、転移スキルが最強だ、ということをどう伝えるべきか……。




いつもお読み頂き有難う御座います!


評価、ブックマーク、是非宜しくお願い致します。


そして、誤字があったら教えて頂けると幸いです!


皆様の応援がとても励みになります!


そして、次からルナ視点に戻します。





タイトル変えさせて頂きました。

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