第42話 ~クエスト達成報告。そして新しいメンバー~
第42話
❦冒険者ギルド[クエスト受付・報告用カウンター]❦
(人がいっぱい並んでるな~って思ったら、もうあと1人だ…………。)
私達五人+琥珀はドリームズカムトゥルー海から帰ってきて、今は冒険者ギルドに居る。
「次の方どうぞ~。」
「あっ、はい!!」
呼ばれたので、返事をしてカウンターの前に行く。
「いらっしょいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?」
「クエスト達成報告をしたいのですが……。」
ハルトが微笑みながら答える。
「成程………………少々お待ち頂けますか?」
「勿論です。」
受付嬢さんはいつも同じ対応だが、この受付嬢さんは、同じ対応ながらもニコニコしていて、こちら側もニコニコしてしまう。
その受付嬢さんは、前にある機械にとてつもないスピードで何かを打ち込み始めた。
「すみません、そちらの方はグループメンバーでしょうか?」
打ち込み作業は終わったのか、琥珀の方に手を向け、そう言った。
私が答える。
「違います、その子は私の…………私と契約したフェンリルです。今は人化しています。」
そう答えると、回りから驚きの声が聞こえた。
「「「「「ええええぇぇ!?」」」」」
受付嬢さんは、冷静…………ではなさそうだが、声はあげなかったようだ。
そして、後ろからひそひそ話がぼそぼそ聞こえる。
「あの子フェンリルと契約してるのか?」
「それならグループに入れてほしいわね」
「なんであんなチビが契約できんだよ!?」
(ボソボソとしか聞こえないなぁ。)
とりあえず、受付嬢さんに声をかける。
「受付嬢さん、何か問題でも?」
「…………失礼しました。フェンリルとはいえ、人化しておりますので、その方と行動を共にする場合、グループメンバーになってしまうのですが…………。」
「…………みんな、どう……」
「琥珀くんはどうしたい?」
私がいう前にヒマリちゃんが言った。
「俺はなんでもいい。例えグループメンバー?とやらになったとしても、弱くて困られる、ということはない。何せ動物の中で一番強い“聖獣”の中で更に強い“俺”なのだからな。」
「じゃあ、琥珀くん入ってくれる?」
「ああ。」
「みんな、この前私に次のメンバーを決めさせるって約束したわよね。」
「「「うん。」」」「えぇ。」
「それじゃあ、次のメンバーは琥珀くんにするわ!!」
「りょーかい!」
「別に好きにしたら?」
「わかった。俺は入る。」
「勿論です。」
「これから宜しくな。琥珀。」
「受付嬢さん、この人も入れてください。」
「了解致しました。よろしければ冒険者ウォッチを見せて頂けますか?」
そして受付嬢さんは素晴らしく早いスピードで機械に打ち込み作業を始めた。
「………………完了致しました。そして、先程の話に戻りますが、クエスト達成報告ですね。……ドリームズカムトゥルー海でのドリーム草の採取…………でしたか?」
「はい、そうですっ!」
「それでは採取したものは、あの“アイテム買い取りカウンター”に行って売ってくださいますか?お手数おかけして申し訳ございません。」
「わかりました、ありがとうございます!!」
(そういえば、あのカウンターに、前にもハルトと行ってたなぁ。懐かしい…………。ちょっと楽しみ!!)
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こちらが新作となっております。
是非お読みください!!
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更新遅くなってしまい申し訳ありません。




