番外編 ~女子会♡~
番外編
『ルナへ
今日の女子会は夜ご飯も一緒に食べるから夜ご飯は食べないで頂戴。
日時 18:00~
場所 ヒマリの部屋
持ち物
・パジャマ(着てきてもいいわよ)
・ぬいぐるみやまくら(必要な人のみで)
・明日の服
・かばん
・ふくろ
・恋バナ♡
以上よ。待ってるわね。ヒマリより♡』
こんなメモがポストに入っていた。
それを読んで時間ピッタリに来たんだけど…………。
恋バナはないけど!!
(うぅ…………緊張するなぁ。……えいっ!!)
コンコン、とドアを叩く。
「はーい?ルナかしら?アリスかしら?」
ヒマリちゃんの声が聞こえる。
「りゅ、るるなでしゅっ!!」
「分かったわ。開けるわね~。」
「ありがとぉ…………。」
恥ずかしい…………アリスちゃんは来てるのかな?
そんなことを考えていると、ドアが空いた。
「どうぞ~。」
「うん…………。」
おそるおそるヒマリちゃんの顔を見てみると、ヒマリちゃんは普通を装っているが、肩が揺れている。
………………笑われたぁ。
「……www…………スゥー,ハァー,フゥ,…………まだアリスは来てないのよね。どうしたのかしら?」
「そうなんだー。どうしたんだろ~?」
慌てて話をそらす。
入ると、ヒマリちゃんのお部屋はすごく片付いていて、黄色が多かった。
「わっ!!」
もふっ、という感触が頭にした。
何にぶつかっちゃったのかな。
上を見ると、……レモン?だっけな?……異国の果物のぬいぐるみ……?……が上からぶら下がっていて、そのぬいぐるみに当たったようだ。
「ヒマリちゃんのお部屋って、お花と果物がいーっぱいあるね!!」
「そうでしょ?アタシは植物が大好きなの!」
「そうなんだぁ~!!……………そうだ、メモに書いてあったから夜ご飯食べてないんだけど…………。」
「あぁ、夜ご飯は、み…………」
コンコン。
ん?アリスちゃんかなぁ?
「はーい?アリスかしら?」
「はい、…………アリスですっ。」
「分かったわ。今開けるわね~。……ルナ、ちょっと待っててね。」
「は~い!」
そう言ってヒマリちゃんは玄関に言ってしまった。
私のお部屋もヒマリちゃんと同じで、玄関とリビングと倉庫と部屋が2つあるお部屋なんだ。
もうお部屋じゃなくてお家みたいなカンジだよね。
それにしてもセンスいいなぁ…………。
なんて考えていると、アリスちゃんとヒマリちゃんが来た。
「お邪魔いたします。」
「そんなにかしこまらないで頂戴な?」
「アリスちゃんいらっしゃーいっ!!」
「ふふ、そうですね。」
「あっ、アリスちゃん、夜ご飯はどうす…………。」
ぐぅ~~。
誰かのお腹の音が鳴った。
「……………誰かしら?私じゃないわ。」
「わたくしでもないと思います………ってことは、ルナちゃん!?」
「えっ、私だったの!?」
「気づかなかったの!?」
「うん…………。」
…………………私だったんだ……。
「クスクス、まぁ良いじゃないですか。」
「うぅぅ~。恥ずかしい…………。」
「ふふ、とりあえず夜ご飯にしましょ。」
「そうですね。……どうします?」
お腹すいたなぁ。
「私、考えてきたのよ!!」
「「??」」
何をだろ?
「みんなで…………お料理対決よ!!」
「「えっ…………!?」」
お料理対決………………?
「とりあえず、移動するわよ。」
❦[料理部屋]❦
「………………なにここ?」
「ここは、ホテルの料理部屋。アタシが貸し切ったの。」
「………………??」
「説明はこの紙を見て頂戴!!」
「はーい!」「分かりました!!」
『☆お料理対決について☆
ルール
制限時間までに自分以外の2人分の料理を作ること。
制限時間を越えたらそこで終わり。
作り終わったら試食タイム。誰が美味しいかを投票で決める。
投票数が多かった人が優勝。
優勝者には商品をあげるわ!!
制限時間 1時間
材料は冷蔵庫のものを使う。』
一時間かぁ…………私料理苦手なんだよね……。
アリスちゃんが優勝しそうだなぁ。
「成程…………それでは、この冒険者ウォッチを使って時間をはかりましょう。」
「そうね。それじゃあ準備時間10分あげるわ。火を使ったりするのはダメだけど、材料を洗ったり切ったりはOKよ。」
「りょーかい!!」
❦1時間10分後…………❦
「「「できたー!」」」
「よし、試食タイムね。まずはルナ。配ってくれる?」
「うん!!…………どうぞっ!!」
「「………………………………。」」
「な…………なにかしら、これ?」
「これはね、異国の『しちゅー』って料理だよ!!!」
「…………………紫色なのは、異国の料理だからなんですね…………??」
「……これが発しているニオイも異国のものだからなの…………?」
「じゃあ、召し上がれ~!!」
ぱくっ。
「あっ………………なんだか美味しいです!!」
「本当にね…………見た目は紫色なのに。」
「…………美味しいんですけど、ニオイが…………(見た目が…………)」
「そうね。美味しいけど…………ね。」
「えぇぇ!?!?」
うそぉ…………。
「つ、次いきましょ!!次アリスよ!!」
「はい、どうぞっ…………!」
わぁ、美味しそうな香り!!
「これはなんてゆーの??」
「はい、これはですね、異国の『さんどいっち』という料理です。」
「パンに野菜がはさんであるわ……美味しそうね!」
「ありがとうございます!!……では、召し上がれ!!」
ぱくっ。
…………んん~!!美味しい~!!
超美味しい~!!!甘くて…………。
「ん?…………これ、辛いもの入ってない?」
「えぇ。『辛さは甘さを引き立てる』というらしいですので、カラシナを粉状にしてほんのちょっぴり、入れてみました。」
「へ~!!!美味し~い!!」
「成程…………ためになるわね。」
これは完敗だなぁ。
「次はヒマリさんですね!!」
「これは私の得意料理よ!!異国のものではないのだけれど…………。」
「こ、これは…………?」
「『チャーハン』よ!!さぁ召し上がれ!」
ぱくっ。
「………………!!!」
「お、美味しいです!!」
「めっちゃ美味しい!!お店のチャーハンより美味しいっ!!」
「神様が作ったものとどちらが美味しいのか食べ比べしてみたいくらいです!!」
「二人とも、褒めすぎよ?………でも、ありがとね♡」
「次投票タイムだね!!いくよー!」
「えーと、『ルナ特製しちゅー』が美味しかったと思う人~!!!」
「「「……………………。」」」
「わーんっ!!酷いよぉ!!」
「次ね。『アリス特製さんどいっち』が美味しかったと思う人ー!!」
「「………………。」」
「は~い…………あら、アタシだけなの?」
「ヒマリちゃん…………ありがとう!!」
「いいえ。アタシは美味しかったものに投票しただけよ。」
「うぅ~。完敗だぁ。」
「次。アタシ特製チャーハン!!」
「はーいっ!!」「はい!!」
「あら、有り難う。嬉しいわ!それじゃあ全て食べちゃいましょう!!」
「優勝は~!!!ヒマリちゃんー!!」
(*’ω’ノノ゛☆パチパチ
もぐもぐもぐもぐ。
美味しいなぁ!!
❦夜[ヒマリの部屋]❦
「さーて、お約束の恋バナよ♡」
「えぇ!?ほんとにやるの!?」
「………………?」
「あらアリス、いい反応ね。ヴォレスとはどうなの?」
「えっ……………ヴォレスさん!?と、友達ですけど………………。」
「面白くないわねー。ルナはどうなの?」
「え!?誰と!?」
「もちろん、ハ・ル・ト・と・♡」
「いやいやハルトとは何もないよ!?」
「え~??顔真っ赤よー??」
「そんなことないもん!!」
「いいじゃないハルト。イケメンだし優しいし、ね??」
「あっわかる~…………じゃなくて!!」
つ、つい本音がー!!
「聞いたわよルナ♡ハルトのこと、少しは意識してるのね~!」
「違うもんっ!!」
「あら、じゃあ私がハルトに告ってもいいわけー?」
「……………それ……は……っ、ダメっ。」
「どうしてかしらー?」
「だってヒマリちゃん可愛いし………スタイルいいし、美人だし…………。」
「ふふっ、ルナちゃん可愛いですね。」
「ふえぇ!?!?」
「………………2人とも、本当に鈍感なんだから!!!恋バナなのこれは!?」
……えっ、鈍感なのはアリスちゃんだけじゃない!?
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りんご餅
追記
番外編、まだ続きます。
女子会…………ときたら、次は…………!?




