第22話 ~ピンチ脱出。そしてピンチ!!~
第22話
どどどど、どうしよう~!!
うぅ………どうし………あ!そうだ!私が取れないから、誰かに読んでもらえばいいじゃん!!
名案ー!あったまいー♪
そうと決まればハルト呼びに行こっと。
ふわふわ………ふわふわ………ひゅう♪
❦ハルトの部屋❦
コンコン。
「はい、今開けますね」
あ、私だって気付いてない。
カチャリ。ギィ~
「何かご用で…………る…な?なんで浮いてるんだ!?」
「助けてハルト~!!とりあえず、私の部屋に来てくれる~??…うぅ~、ぐすん」
「………あぁ。……?」
ふわふわと飛びながら私の部屋へ。
❦ルナの部屋❦
ガチャン。
「あのね……ちょっと…………あの本取ってくれない?」
「この『風の魔導書』か?」
「そうだよ!でね、38ページ開いてくれる?」
「わかった。…………開いたぞ。」
「音読して~」
「風魔法《飛翔》。飛翔は、風まほ…」
「ごめんね。そこは飛ばして、『降りるときに』みたいな欄あるかなぁ?」
「あるな。」
「音読してくれる?」
「あぁ。……………
『《降りるときは》降りたいときは、頭のなかで降りている自分をイメージせよ。さすれば、《飛翔・逆》が取得できるであろう。』
…………って書いてある。」
「うわぁ~!ありがとう!!!………………降りれたぁ!」
『魔法《飛翔・逆》を取得しました』
やったぁ!!ハルトに感謝だねっ!
「礼は要らない。今度グラタン奢ってくれよ。」
あ、そうそう!ハルトはね、グラタンがだーい好きなんだって~!
「もちろん!!」
「で…………、なんでルナが浮いてたんだ…?風魔法だってことは分かったけど……なんで…………?」
あ。
あわわわわわわわ!!
考えてなかったー!!
どうしよう!?!?
「あわわ……あにょねっ!!!あわわわ!!!」
あわわわわわわわ!!どうしよう!!
「とりあえず落ち着け。」
「はい。」
ぴぇぇ!!
ハルトが怖い顔してる………。
なんで怒ってるのかなぁ。
「え、ええと……」
「とりあえず今日は寝ろ。」
「!!!」
わぁいっ!
「明日、たっぷり吐いてもらうからな。」
ガーン。
ハルト……なんでこんなに怖いの…
❦ちょっと後❦
うぅ~、サプライズだったのに。
ハルトはとりあえず帰っちゃった。
「うぅ、どうしよう!誰か助けてよぉ~!!」
『御主人様、御呼びでしょうか』
「………レナ!!やったぁ!!」
『話は全て聞いておりました。ハルトさんから、記憶を抜き出せば宜しいのでしょうか。』
「うーん。」
『ついでに……記憶を抜き出す魔法なら、その小さな本にも書いてありますよ。』
「ううん。記憶は抜き出さなくていいや。なんか、ハルトの記憶を消すのは嫌。」
『了解致しました。御主人様、それなら、言い訳を考える、という事で?』
「うん。お願い!!」
『………頼ってくれて…嬉しいです。精一杯頑張ります。御主人様。』
………レナ、かわいいっ!
いつもお読み頂き有難う御座います!
評価、ブックマーク、コメント是非宜しくお願い致します。
そして、誤字があったら教えて頂けると幸いです!
皆様の応援がとても励みになります!




