第20話 ~アイテムショップの女の子~
第20話
「…………だーかーらー!瞬間移動が使えるの?って聞いてるの!!」
「ええと……………その……………」
アリスちゃんがチラチラとこっちを見てくる。
ど、どうしよう…………?
❦少し前❦
「《転移》」
場所は………冒険者ギルドかなぁ…………よし、転移しよっと。あ、そういえば「アイテムショップ」に寄ろうかなって思ってたんだよね…まぁとりあえず冒険者ギ…………って、やば~い!!!
アイテムショップに転移発動しちゃったよ~!!!
うーん………まぁ人なんていないでしょ!
まぁいいよね!
…………なんか悪い予感!!
ん?フ○グ??
そんなことないよ!!……たぶん………
…………って!!!やばぁぁぁぁぁぁい!!
さっきの女の子の店員さんがいた!!
あ…………………………
あは……、目の前に転移しちゃった……
ポカーンて顔して固まっちゃってるよ…
みんなと顔を見合わせる。
ヴォレス君に睨まれたけど気にしないもん、
そんなことを考えてたら
「……………ハッ!」
「「「「!?」」」」
「ねぇあんた達、今の何?」
「………………」
「おーい、ねぇ、瞬間移動でも使えるの?」
❦アイテムショップ❦
…で、今に至るのよね……。
とりあえず皆で無言……………。
「ねぇ、瞬間移動が使えるならさ、あたしもパーティに入れてくんない?」
……あれ、確定しちゃったぽい。
「確かにメンバーは欲しいが…………目的は何だ?」
「ん?目的なんかないよ!ただ楽しそうだなって」
「………本当か?」
「ホントに決まってるじゃん。で、どうなの?いいの?だめなの?」
……………ええと、とりあえず、《鑑定》してみようかな。
《???の魔力値》
攻撃 327
防御 150
魔力 37
魔法 D-
幸運 927
職業《竜のアーチャー・聖》
ギフトレベル [SSS]
あ、名前知らないとこうなるんだぁ。
ふむふ………………えええええ!?やば!!
(ハルト、この人《弓のアーチャー・聖》のスキル持ってるよ!しかも幸運927だよ!!)
ぼそぼそと耳元で言う。
「……………!?!?ルナ、嘘だろ!?」
「嘘じゃないもん!」
失礼な!
「失礼な態度をとって申し訳ない。是非とも俺らと一緒に冒険してほしい。」
「………ありがとう、ねぇ、そういえばさ」
「何だ?」
「あたし、目的ないって言ったけど実はあるよ」
「え」
あるの!?
どんな目的かなぁ…………
「あのね、あたし、あんた達が世界最強目指してるって聞いたから入りたかったの」
「………ねぇ、世界最強目指してるの?」
思わず疑問を口にしてしまっていた。
「…………うん。あたし、おじいちゃんが、元々世界最強って言われてた人なんだ。あたし、おじいちゃんに憧れてるの。あたしも、おじいちゃんみたいになりたいなって思ってる。」
「なるほど。下心があったんだな」
「うん…………ごめん。あたしのこと、やっぱり入れないことにする?……それでも…い」
「これからパーティメンバーとして宜しくな。」
遮ってるよハルト!!!
「私はルナ!宜しくね~!」
「俺はハルトだ、宜しくな」
「私はアリスと申します。どうか宜しくお願い致します。」
「………………………。」
「あ、この仏頂面のがヴォレスな。」
「おい、誰が仏頂面だよ」
「あはは!面白いねルナ達!あたしの名前はヒマリ。宜しく!」
「「「「宜しくねー!!」」」」
………………………ヴォレス君だけ言ってない。
きっ!と睨むと、「…………………よろしく」というか弱い声が返ってきた。
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