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第19話 ~帰ろう!~

第19話



あは、誰が来たのか分かっちゃった、って思ってたら、ハルトがめっちゃ冷めた表情。


あー、ハルトも多分私と同じ事考えてるなぁ…w


「ルナちゃ~ん……!!どこですか…?」


「おいルナ、早く出てこ……じゃない、ルナさん、どこですかー??」


ヴォレスくん……棒読み。


って、やばい、私のこと呼んでんじゃん!


「はーい!ここだよ~!」


「「!!」」


気づいたかなぁ?


ガサガサガサガサ、と音がして、茂みの中から出てきたのは……


「る、るるルナちゃん………!!…うぅっ、だ、だ、大丈夫でしたかぁ……?うぅ、ひっく」


「おいルナ、お前どこ行って………間違えた、ルナさぁん、どこにいらっしゃったんですかー?」


はい、泣いてるアリスちゃんと怖い怖いヴォレス君ですね………


って!!!


「なんで泣いてるのアリスちゃん!!!」


あ、心の声漏れた………ちょっと顔が熱いけど大丈夫っ!!………だよね。



「ふえぇ…………す、すみませっ…ひっく、ルナちゃんが……ぐすん、居なくなってっ、心配、ぐすん、して、やっと見つかってっ、ひっく、ほっとしたら…ぐすん……ひっく」


こんなに泣いてるアリスちゃん初めて見たな………ってゆーか!!!



あざとい!!かわいい!!!


そのかわいさ私にください!!!


ほんとあざとい!!!!


あ、そうだ。


「アリスちゃん、私今日はハンカチ、ポッケに入れ………あれ?」


あれれれれれ?


おっかしいなー???


「あれれ」


ど、どどどこー!?!?!?






御主人様マスター、ハンカチならリュックの前ポケットです。固まらないでください。』


「はっ!!!!!!!」


ふ、ふ、ふ、フリーズしてた……!!


「もう!なんでこんなとこに!」


『申し訳ありません。御主人様マスター。シルフィーネ女王様から発言の許可をもらっておりました。』


『うふふ~、ごめんなさいね~』


「だいじょぶだよ、レナ!!シルフィ様、いえいえ全然!!!!」


『有難う御座います』


『うふふ~、ありがとう~』


「ふふっ………クスクス」


「ルナ………ブフw」


「ぷっ…………お前おもし………ルナさん面白いですね………ぷっ………」


み、みんなに笑われてる……………ひどーい!


「ひどいよみんなぁ!」


『!!』


「ん?どうしたんですか、シルフィ様」


『ごめんね~、もう帰ってくれないかしら~?長時間ここにいると、この世界が崩壊しちゃうのよ~』


「「「「!!」」」」


『ごめんなさいね~、また来てくれるかしら~? 』


「はい、ありがとうございました、シルフィ様!」


「本当にルナに同意です。お世話になりました。特にルナが。あ、僕はヴォレス、彼女がアリスちゃんです」


………むっかーってきたから睨んどこっ!!


「ごめんごめん、許してって、ルナ。」


『うふふ~、面白いわ~』


「ええと………女王様………って呼ばれてましたよね………、女王様、本日は急に来てしまい、御迷惑を御掛けしました。本日は誠に有難う御座いました。」


『あらあら~、挨拶がしっかりしてるわね、またね~』


「えっと……本当にありがとうございました、シルフィーネ様。そして、ジン様。」


『うふふ~、あらあら~、こんなのに気を使う必要は無いのよ~?』


『え、わし、《こんなの》なの!?てゆーか皆わしのこと忘れすぎ!!』


『うふふ~、またね~』


「「「「さようなら!」」」」

『また来ます。女王シルフィーネ様。』


『え、わしのこと無視?』


「帰るよみんな、手を繋いで!」


「「「うん」」」


『…………ぎゅっ』


…………レナ、かわいい!!


………って、ちがうちがーう!!


「じゃあ、有難う御座いました。それじゃあ。《転移》」


「「「わぁ!?」」」


『……………ビクッ』

いつもお読み頂き有難う御座います!




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