第17話 ~精霊界に転移!?~
第17話
どうしよう~!!!!誰か助けて~!!!!
皆に華麗に披露しようと思ったのに~!!!
『御主人様、助けますので落ち着いてくださいませ。御主人様、御命令を』
え、なんか心の声読まれた気がする!!
まいっか!
「レナ、私の手を握って!」
『……良いんですか?』
「とりあえず握って~!」
『貴女様の仰せのままに。』
ぎゅっ、と手を握られた。
精霊なのに手があったかい!
「よーし、いくよっ、《転移》」
えーとえーと、場所は、……とりあえず逃げたいっ!!!
あ、これじゃダメだ!!あわわわわ!!どうしよう!?
あー、そういえば精霊界に行ってみたいなー…なんて………あわわ!待ってやばい!!!
転移開始しちゃったよ~!!!!
てゆうか精霊界に転移できるんだ!?
「どうしよう~!!!!」
❦精霊界❦
ぽすんっ!と音を立てて、私は精霊界の森の中に落ちた。
痛くないのは、レナの魔法のおかげ!
『ええと…御主人様、どうしてここに……』
「えと……わかんない!」
『あらあら~、誰かしら~?人間が侵入してきたみたい~』
『!!』
「え」
真っ白な光が照らしたあと、すぐに女の人が現れた。
あわわわ、めっちゃ綺麗!!
『風の精霊女王様!』
「へ?」
なんと!?レナが土下座してる!?
『あらあら~、これはお久し……いいえ~、何でもないわ~』
女神のような神々しさ……
てゆうか今私に向かって「お久しぶり」って言わなかった??
まぁいいか?
『女王様、お久しぶりで御座います。秘書レナで御座います』
『あらあら~、名前をつけてもらったの~?いいわね~♡』
「ええと…?」
久しぶりね、はレナに向けてだったみたい
『あら~、ごめんなさいね~、私の名前はシルフィーネよ~』
「よ、宜しくおねがいします!!私の名前はル…」
『知ってるわ~、ルナちゃんでしょう~?』
「え」
風の精霊女王と呼ばれる方が何故私の名前を……?
『そうだわ~、今日はどうしたの~?』
『女王様、今日は御主人様の《転移》を使って来ました』
レナ…土下座のまま…私もその方がいいのかな…?
「ええと…今日はなんか………転移場所を決めてなくて…『精霊界行ってみたいなー』って思ったら来ちゃってました……」
『あらあら~、そうなの~?来てくれて嬉しいわ~』
「ええと、シルフィーネ様…」
『あらあら~、私のことはシルフィと読んでくれないかしら~?』
「へっ!?」
『私はルナちゃんって呼ぶわね~』
「し、シルフィ様………宜しくお願いします」
『そうだわ~、ルナちゃん、お茶会でもしましょう~?』
「いいんですか…??」
『是非やりましょうね~、ルナち…』
『おい!!!誰だァ侵入者はァ!!!』
こわっ!!!!声、ひくっ!!!
《御主人様、いざとなったら逃げましょう》
……いきなりだけど、念話!?
《はい、その通りで御座います》
わ、わかった!でも、レナもね……?
《……!!嬉しいです!!!》
『あなた~、ここよ~♡』
ん、あなた………ってことは、まさか、精霊王様!?!?
『おうお前か?…ってそれか侵入者は!!』
……それって……
『あなた~、よく見て御覧なさい~』
『……………!!』
めっちゃじろじろ見られた…
『おいお前、ルナか!?』
「そ、そうでしゅっ」
ぴえーー!!!精霊王?様の前で噛んだよぅ
『おぅおぅ!久し……』
『あ、な、た??』
シルフィ様、笑顔、こわっ!!!!
『あ、あぁ………初めまして…宜しく頼む』
「る、りゅなです。宜しくお願いしましゅ」
『ハッハッハ!!そんなにかしこまらなくてもいいんだぜ?』
「い、いえ……」
『あ、そうそう、俺はジンだ、ジンって呼んでくれ』
「は、はい、ジン様」
よし、噛まなかった、えらい!!!
『あ、な、た♡』
『ヒッ』
精霊王ジン様が怯えてる…怖い怖い怖い怖い……ひぇぇ…
『あ~、そうだわ~、ルナちゃん、わからないこととか聞きたいことって~、あるかしら~?』
「ええと、さ、さっき、レナと手を握ったときに暖かかったんですけど、精霊と人間って手を繋げるんですね」
『そうね~、ただ、契約しないと繋げないし~、人間側に負担がかかるわよ~?』
「ええと、契約……?』
『ええ~、貴女はレナに名前を与えたでしょう~?名前を与えることはね~、精霊と人間を繋ぐ《契約》なのよ~』
「うんと、質問多くてごめんなさい!人間側の負担って?」
『例えばね~、転移スキルは~、貴女の魔力を精霊分で5消費するわ~』
「へぇ………!!」
『えぇ~。もう質問はないかしら~?』
「はい、ありがとうござ……」
ドガン!!バン!!!
「ルナッ!!!!!!!!!」
「え……………」
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