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第15話~聖なる杖~

第15話



アイテム屋さんから帰ってきて、寮に入るまで、私はずーっと、杖のことを考えてた。


実はね、あの杖、「かざるため」って言ったけど、ほんとは「使うため」に買ってもらったんだ!


てゆーか、ハルト、金貨50枚を「それくらい」はやばすぎるよね……。


まぁ、おかげでヴォレス君とアイテムショップの店員さんと仲良くなれたから良かったけど。


あのあとハルトから聞いたんだけど、ハルトは伯爵令息なんだって。それって跡継ぎとか大丈夫なのか、ってヴォレス君が聞いたんだけど、

『俺は兄が二人要るからな。ちなみに二人とも剣聖ギフト持ちだ。』って言ってたの!!


凄いなぁ……


私のお母さんとお父さんはカフェのオーナーだけど、私もお姉ちゃんもお兄ちゃんも弟もいるし、私は料理下手だから………。


でもね、いいお母さんといいお父さんだよ!私が『ハルトと一緒に冒険したい』

って手紙を送ったら、


『いいんじゃないかしら?ルナは勇気もあるし、転移スキルもあるんでしょ?いつでもそのスキルで返ってきなさい』


『お前が冒険か!!怪我すんなよ!!!死ぬんじゃねぇぞ!!』


『私は応援してるわ、ルナ。私がきっと、このカフェを継ぐから、いつでも会いに来てね♡』


『怪我すんなよ、俺は研究者になるから。怪我したらすぐ帰ってこいよな。』


『姉ちゃん、応援してる!!俺はね、パティシェになりたいんだ!だからね、頑張る!姉ちゃんも頑張ってね!!』


って帰ってきて、思わず泣いちゃったんだよね…


すぐにでも会いたいけど、今会ったら泣いちゃいそうだから、私たちの『夢』を叶えたら帰ろうかなって思ってるの。


さて!じゃあ早速だし、杖で魔法やってみようかな?


魔導書に『高ランクの杖を使えばもっとうまくなる』って書いてあったからね!!


だから、この前入手した『鑑定』スキルで鑑定して、一番高ランクなやつ買ってきたの!


風魔法の取得……次は、精霊召喚使いたいな。


魔法は簡単で、一回魔方陣作りができたら次からは詠唱だけでいいんだ~!


魔方陣……魔導書に書いてあるのを覚えて、それをここに書くイメージで。


うわぁ、聖霊召喚の魔方陣むずかし…


でも一本でも線がぶれると、低ランク聖霊になるから…………
















❦30分後❦


よし、覚えられた!!


やってみよっと……………………えいっ!!!


時間制限は一分なので、一分過ぎる前に…と、頑張って書く。


線がぶれないように………スピードも気をつけて……!!!!!


…………………スッ、スッ、と線を入れてく。


………よし、できたっ!!!!!



あれ…何も起こらない??まさか…失敗!?


一分過ぎたとか!?


嘘でしょ!?


「もう!できないじ」


できないじゃん、という言葉を遮ったのは、聖なる白い、綺麗な光だった………。


『………私を召喚したよんだのは貴女ですか?ルナ様マスター


いつもお読み頂き有難う御座います!




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この作品にはコメントが全くついていないので( ;∀;)



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