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第14話 ~アイテム屋さん~

第14話



俺達、ルナ、ヴォレス、アリス、俺が共に行動するようになってから、一週間が経った。


やはり、メンバー勧誘は難しい。


高ランク冒険者はもうパーティに所属しているから、残っているのは低ランク冒険者と、何らかのトラブルで皆とこじれた人だけだ。


ヴォレスが稀だったんだ、ということを一週間かけて重い知らされた……………。


そこで、俺は1つの提案を口にしてみる。


「皆、もう今日でメンバー勧誘は終わりにしないか?今日からは、クエストを受けたいな、と思っているんだが」


「いいと思うよ!!」


「いいと思います」


「好きにしたら?」


あ、そうそう…ヴォレス、実は、腹黒……だけど、ツンデレ?みたいな感じで、ちょっと可愛く?思えてきたんだよな……はは……。


「ありがとう皆。じゃあ、今日からはクエストを受けよう!」


「あ、あの、その前に……」


「「「ん?」」」


「あの、アイテムを揃えませんか……?ポーションとか…持っていた方がいいと思」

「名案だねアリス。僕はいいと思う。」


おぅ……ヴォレス返事早いな……アリスの言葉途切れてるぞ…


「そうだね!じゃあ…えっと、あそこだね!」


ルナの指差した場所は、大きく大きく「アイテム屋」と書いてあった。


「よし、じゃあ皆、行こう!」


「「「うん!」」」(そうだね)









❦アイテム屋❦



「「「「こんにちは」」」」


「いらっしゃい!!今日は買い取りかな?」


「あ、いえ、アイテムを買いたいんです」


「了解!!」


ひょこっとレジから顔を出したのは、俺達と同い年くらいの女の子だった。


「えっとね、あれが竜の皮であれがポーション、あれが服で………あ、見てもらう方が早いかな?とりあえず、棚にコーナー名が書いてあるから欲しいもの見つけたらさっきのレジに来て!」


「了解です」


とりあえず、答えておく。


説明が簡潔で、この子の話し方、なんだか好きだな、と考えながら、棚を物色する。


「あの、この『蘇生薬』とかどうですか?」


「いいんじゃないか?カートにいれてくれ。」


「ねぇハルト、この『魔法の杖』可愛い!かざりたいっ!!」


「えぇ………」


「おねがい~!!!」


「わかったよ。」


「………おい、ハルト、俺は全然この『槍の守護守』が格好いいなとか思ってないからな」


「あ、じゃあそれ俺が買うわ」


「貴様が買うくらいなら俺が買う」



………おいおい、俺がリーダーみたいだぞ?


そしてヴォレス……お前、二人だけの時、ヒソヒソ声で一人称『俺』になるのやめてくれ。

頭がこんがらがってくる。



















❦その後、アイテム屋❦


「おい…もう良いんじゃないか?」


「そうですね。そろそろお会計に行きましょう」


「いくらなんでも多すぎねぇか…………ないかな?」


「ほんとにね!カートから今にも崩れそう!こんもり~!!!」


その辺で話してるアホとアホ…間違えた、ヴォレスとルナは放置して会計へ。


「お願いします」


「はーい!…………えーと……金貨50枚です…」


「良かった、それくらいで済んで。どうぞ、お願いします」


「……はい、お預かりしま………すって……えええぇ!?!?」


「「うそ……」」


あれ、何驚いてるんだ?


ちょっと店員さんとヴォレスとルナ。


固まらないでくれ……。


アリスは普通な顔なのに………。


「皆、どうしたんだ…?」


「「「いやいやいやいやいや!!!金貨50枚で少ないとかやばすぎるって!」」」


………器用なハモり頂きました。

いつもお読み頂き有難う御座います!








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