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第8話 ~腹黒な槍の名手ヴォレス~

ハルト視点です。

第8話



俺達は、また冒険者ギルドに来ていた。


何故か?……メンバー探しのためだ。


ルナが、


「女の子二人なのに男の子一人はちょっと」


と言って聞かないし、

俺も、聖女、転移能力者、騎士だけじゃダメだと思ったからだ。


そうだな、今んとこ、前衛はいるから………後衛が欲しいな、と話したら、ルナが一人で考え事にふけってしまった。


いつもあれだけお転婆なルナが何も喋らないと、何だか不思議になっちまうな。


「なぁルナ、どうし」

「「「「流石ヴォレス様!!!」」」」


なんだこの声……。


その声のもとに行ってみよう、とアリスに言ったら、了承してくれた。


とりあえずルナは引きずるか。ずるずるずるー。


「………なんだありゃ」


「それ」を見た瞬間、思わずそんな言葉が出て来てしまった。


このギルドには練習場がある。


その、「槍」の練習場に居る1人の男が、練習をしている。そしてその横には、われわらと人がいるを


なんだこれ…そんなことを思っていた。


しかし、次の瞬間、その表情は驚きに変わった。


「ゲイ・ボルグ……ザ・テレンファ!」


スパーン!!!!!


そんな効果音が鳴りそうなくらいの速さで、槍は的を射る。


的の、真ん中を。


凄すぎる。


「「「「流石です!!!!」」」」


「ふふ、有難う。みんな。」


………こいつめっちゃ腹黒そうな顔してんな。


「アリス」


「はいっ!!」


「アリス、お前はあいつがパーティにいてもいいか?」


「はい。いいと思います。」


「有難う。誘ってこようか。」


「えぇ。そうしましょう。」


アリスはあいつの腹黒に気付いてないのかな。



「おい」


「なんだい?サインかな?」



「悪いな。違うんだ。お前、名前は何て言うんだ?」


「…………」


お前が先に名乗れ、って目だな。


「あぁ。悪いな。俺はハルトだ。宜しくな。」


「僕の名前は………ヴォレスだ。」


へぇ。ヴォレスか。


「ヴォレス、か。なぁヴォレス。お前……俺達と一緒に冒険しないか?」


「考えておくよ」


「…………。」


睨んどくか。


「分かったよ………。そうだな、お前、パーティメンバーは誰だ?」


「このアホ面がルナ。こっちの美女がアリスだ。」


「アホ面ってなによっ!!!私は今考え事してるんだから!!」


「美女だなんて。…ふふ、有難う御座います」


「…………!?」


なんだこいつ。アリスを見てからずっと目をぱちぱちさせてるぞ?


ルナは…案の定、回りの皆の笑いの的だな。


「ふむ……その、アリスさん、と言ったかな」


「……はい?」


「君がどうしても、と、いうなら入ってあげなくもないよ。」


……………………………分かった。俺は分かったぞ。


やばい。笑いそうだ。だって、あんなに腹黒そうな奴がアリスに……おっと。


アリスがどうすればいいのか戸惑ってるな。


「………ええと」


「それ、俺じゃだめなのか?」


笑いをこらえて言う。絶対嫌だって言うぜこいつ。


「駄目に決まってるだろ!!!」


「アリス、お願いできるか?」


「は、はあ………ええと、ヴォレス…さん、私達と一緒に冒険しませんか?」


「いいよ」


思ったとおり。こいつめっちゃ嬉しそう。


やばい。面白すぎる。


真顔を崩さないように笑っておく。


ぷくくく。ぷっ………


「ブフッ……ぷくくく。」


やば。漏れたわ。逃げるか。目がこぇーよ腹黒ヴォレス。

いつもお読み頂き有難う御座います!
















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