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ワールド・ガイア  作者: 水野青色
279/281

279~そうだったのか~

おコメ大切。

大事なことだからもう一度。

おコメ大切。


作っても作っても、吸い込まれていくように消えていく食料。

料理人のおっちゃんとか、「若いのはいい食べっぷりだね」とか、言っちゃうのかもしれないけど。

確かにすごい食べっぷりだけど、虫しかいないこのダンジョン。

食料品となる魔獣なんていない。


「そういうわけだから、稲田をつくって」


欠片に命令。

そしてできた。

が、結界の中には作れないっていうのよ。

ダンジョンの仕様なんだって。

そして、あの虫たちも、一緒に出るそうだ。

イナゴ。

ダンジョンの外なら、虫の出現はさせられないらしい。ダンジョンからあふれるのは仕方ないけど。

でもこの中では、虫とフィールドは一対なのだそうだ。


「みんな、聞いて。ご飯を食べたいなら、虫との勝負よ。虫から稲田を守りながら稲刈りをしてね」

「むしー?」

「ナナは外でちゃだめと言いたいけど、ナナが稲刈りしてもいいよ」


私が外で稲刈りしながらナナを守ればいいし。

虫は他の人に任せればいいよね。


「どれほど刈ることができるかは、あなた達が、虫をこちらに近づけさせないようにするかにかかってるからね」


美味しいおコメのために、頑張ってもらいましょう。


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