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ワールド・ガイア  作者: 水野青色
264/282

264~何も無いのか~

矢印の方向に向かっている。

それは間違いない。

なのに、いつまで経っても、その矢印の目的日つかない。

だだっ広い草原だからなのかもしれないけど、ここまで何も無いと驚く。

ウーマのスピードで、もう、半日以上走っている。

ウーマは喜んでいるけど、そろそろ休ませないとね。

日もくれてきたし。


何も無い草原の中、馬車を停める。

従魔たちも外に出て、走り回り始めた。


「あまり遠くへ行かないようにねー」


私の声は聞こえてないだろうけども。

あの子達は自由気ままだからね。


ロスもくっついていってる。

従魔なのにご主人いなくても自由だわ。

いいのか、それで。

この子が進化したら、ケルにゃロスになるのかしらね。

そしたら、サカイから譲ってもらおう。

ちょっとワクワクだ。


「いつになったわれのタマゴは見つかるのかのう」


空の人がため息を付いているけど、私のせいじゃありませんから。

私だって、やりたいことを一旦多いて、こちらを優先にしてあげているのだから、文句言うな。


外で伸びをして、矢印の方向を眺める。

何も無い。

この姿になってから、目は良い方なので、とおくまでいわたせるのだけど。

結構大きな矢印になったから、近いとは思うのだけどね。


「お嬢様、こちらに」


椅子とテーブルには、夕食の用意。

この匂いで、みんなも戻ってくるだろうし、さっさと食べて、寝よう。

いつも寝てるだろうって言われても、私は寝ないと体が持たないんだよ。


結界張っておけば、魔獣も来ないしね。

ここはどれほどの広さがあるのかな。

ほんと早く帰りたいよ。


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