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ワールド・ガイア  作者: 水野青色
263/282

263~再びの~

馬車はゆっくり街道を走る。

ここ数日、ウーマは拠点に置いていたから、おもいっきり走ってきたのだと思う。

機嫌はいいようだ。


うちの従魔たちも機嫌は良さそうです。

馬車で寝てる。

シリウスにくっついて、しーちゃんとベヒーとロス。

ん?ロス?


「なんでロスがここに?」


サカイ、まさか、自分の従魔、おいてったの?


「プラム郷の皆さんと、獣人兄弟が馴染むまでは、魔物然としているオルトロスのロスは、こちらで預かって欲しいとのサカイさんの希望です」

「あ、そうなの?あそこなら、すぐ受け入れると思うんだけどね」


プラム郷より、王都中央部の方が難しいのじゃないかな。


まあいいか。

かわいいワンコだし。

ほんと、この仔犬が、みつ首のケルにゃロスだったら、私のものにしてたんだけどな。

いないかな、あのケルにゃロス。


竜のタマゴの矢印は、どんどん大きくなる。

近いな。

この辺りは、国境近く、なんだけど。

ほんといくつあるんだろう。


「この辺りを飛んだ覚えは?」

「うむ?あったような、ないような」


空から見える景色と、地上からの景色じゃ、見え方が違うからな。

わからないか。

せめて、どのあたりを飛んでた時まで持っていたとか覚えていれば、早く見つかったのだけどね。

過ぎたことだけどね。


国境近くは、草原地。

村も街もなさそう。

そろそろ、ウーマにスピードださせてもいいかな。

明日には竜のタマゴのとこにつきそうだ。

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