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ワールド・ガイア  作者: 水野青色
262/281

262〜いや、おこらなくても…〜

目が覚めて、伸びをした時には、サカイがすごい形相をしてた。

わかってる。

私が寝坊したってことは。

なので誤魔化すように支度をして、さっそく冒険者ギルドへ。


話は通っていたようで、きちんと地下へ案内された。


地下の魔法陣は、魔力を注がなければならなくて、本来ならそのための人員を確保するのも使用者の勤めなんだけど、私の場合は、1人で十分。


両手を魔法陣に乗せ、魔力を注ぐ。

すぐに必要な魔力が貯まったので、準備完了。


「それじゃ行くよ」


サカイとライオン兄弟を魔法陣に乗るように促す。

私は行かない。

だって、後ろで空の人が睨んでいるから。

確かに空の人の探し物のために旅に出たけど、何も睨まなくてもいいと思うのよね。

元々は自分の責任でしょう。


魔法陣が光って、三人の姿が消えた。

これで旅が実行できる。

サカイが何か喚いていたけど、知らない。


空の人とメイちゃんとシツジローくんを促して、外に出ると、冒険者ギルドの人が、請求書を持って待っていた。

そうか。

使用料がかかるのか。

知らなかった。


使用料はちょっと高くて、金貨一枚。

普通の感覚では高いと言わざるを得ないのだけど、私の中では、端金。

本当は使用する日が過ぎたから、迷惑料も込めて、金貨5枚を渡す。

いらないけど、領収書を受け取った。

こういうところはお役所仕事として、きちんとしているんだなあ。


ちょうど向こうの冒険者ギルドから、連絡が入った。

無事に着いたということだ。

あと、プラム郷のみんなが寂しがっているとの連絡も。

まだ時間かかりそうだと伝え、連絡は終わり。


さて。

空の人の探し物の、竜の卵、本格的に探しに行きますか。

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