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ワールド・ガイア  作者: 水野青色
257/281

257~手続きはサカイで~

起きてすぐの弟ライオンは、メイちゃんのご飯を大量に消費してた。

いや、ほんとすごいわ。

獣人て、朝からよく食べるよね。

いや、この世界の人たち、ほんと、どこに入るのかってくらい、食べるよね。

プラム郷の人たちも、私よりたべてるし。

みてるだけで、お腹いっぱいになるわ。


いや、それよりも聞きたい。

なぜこの2人も、私たちのとこで、ご飯食べてるの?

宿はどうした?


「引き払ってきました」


モゴモゴと口の中に目一杯ご飯詰め込んで答えるのやめろ。


「弟子になるのに、同じ宿でないのはおかしいので、ここにきました」


兄弟ライオン、思い切りがいいな。


「それじゃこれからのことを話すね」


まあ、ご飯終わってからじゃないと聞き流すだけだろうけどね。

私も食べよう。

あー、コーヒーほしい。


一息ついて、サカイが説明してくれた。

私だと言葉が足りないって。

失礼な。


サカイが一緒にプラム郷に行くらしいし、住むための手続きもしてくれるそう。

私のポータルだとダメみたいだけど、冒険者ギルドにある魔法陣なら、手続きしたあとだと、いいらしい。

移住手続きって、結構大変らしいけど、そこは王都中央部で仕事してるサカイが、いろいろやってくれるって、よかったね。


まだ数日は、弟ライオンの体力回復のためにはここに泊まらせたいけど、私はもう、空の人に急かされてるから行かないとだけど、どうしよう。


「プラム郷に行ってから療養させても良いと思いますよ」

「そう?」

「それに冒険者ギルドの魔法陣の発動には、師匠の魔力でないときついですよ」

「確かに」


普通の人には、すごい量の魔力使うのよね。


「それじゃ今日一日、サカイが手続きなどやりに行って、明日、送りましょう」

「はい」


動ける兄ライオンをつれて、サカイはいろいろとギルドに用事をこなしに行くらしい。

私はねてよう。


久しぶりに、何もない寝られる日だ。

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