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ワールド・ガイア  作者: 水野青色
249/281

249~どんなものでも~

サカイの修行の間は、私はだらつく。

なぜかというと、物質変換ができてないから。

魔法陣は発動しているけど、圧倒的に魔力がたりない。


あれ?

サカイって、一緒にダンジョン行かなかったんだっけ。

そうか。

弱いままだったかも?


発動途中で消えてしまうので、素材もそのまま消滅する。

不思議といえば不思議だし、失敗作が残らなくていいといえばそうだろうけど。

産業廃棄物だものね。


そろそろへばってくるかな、というところで、強制的に魔力補充。

ポーションドランカーと化すかもしれないわね。


でもまあ、失敗するたびに、あれこれと検証してノートに書きこんでいく姿は、いいと思う。


「やった・・・」


魔法陣が今までより光を発して、ようやく、最初のができたようだ。

視てなかったけど。


「品質は~?」


クッションに寝転びながら聞く。

ああ、ここに本かタブレットでもあればいいのに。

さすがに飽きてきたわ。


「最低です・・・」

「まあでも、コツはつかめそう?」

「はい!できそうな気がします」

「それじゃ、また、やって」


失敗してもいいんだから、どんどん作らせよう。

詐欺師さんたちもまだ動かないみたいだし。

でも、サカイが限界が来るか、詐欺師さんたちが動き出すかの、どちらかになりそうで嫌だな。


でも今は、サカイが失敗しないように、低品質でもいいから、物質変換でミスリル銀くらい作れるようになるといいわ。


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