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ワールド・ガイア  作者: 水野青色
242/281

242~いざ出発~

この世界のダンジョンは、ほとんどが洞窟型。

今回依頼したダンジョンも、洞窟型。


ふと思ったんだけど、犬って夜目効くのかな?

ああ、でも、オオカミとか夜行動するっていうし、大丈夫なのかもしれない。

だから、あまり明るくないダンジョン内でも、行動しているのだろうし。

ダンジョン自体が運営さんたちがダンジョンマスターに管理させているから、その辺も調整されているはず。


ここのダンジョンは、管理ダンジョンといわれる一つで、ダンジョン入り口に見張りがいる。

ここは街から近いからね。

依頼を受けた冒険者だけしか入れないわけじゃないから、きちんと顔だけは見せておくのも、管理ダンジョンの常識だ。

プラム郷のダンジョンも本来なら見張りが必要だと思うのだけど。

今度、弦人間に門番やらせておこうかな。


さて。

詐欺師さんたちが出発するようなので、こちらも用意が終わったし、こっそりとついて行きます。

まあ、見た目が冒険者なので、こっそりではないのだけど。

メイちゃんとシツジローくんは嫌がったけど、冒険者の服に着替えてもらう。

ドール種はカスタマイズの中でこだわりを強くしてしまったからか、不満そうな表情だ。


私とサカイはいつもの格好。

空の人は、姿消してるわ。

便利だねぇ。

でもそれ、魔獣にはばれるんだから意味ないけど。


馬車は空間魔法の中に収納してあるし、フェイクでマジックバッグかけてるしね。

もちろん、プラム郷の刺繍が入っているよ。


ダンジョンに向かう途中では、何組かの冒険者がいた。

戻るものも行くものもだ。

皆、私の依頼を受けた人たちかな?


私たちもたわいない話をしながら、ダンジョン洞窟へ向かう。

冒険者たちに、入り口辺りはほぼいない、という情報もらいながら、洞窟についた。


「楽しみだねぇ」


冒険者証を見せながら、洞窟の見張りの人にあいさつ。


「依頼じゃないのか。今、中は結構依頼で入っている冒険者が多いから、もし素材が欲しいなら、奥のほうまで行かないとだめだぞ」

「はい。ありがとうございます」

「あと。それは何だ?」


私の持っているものを見て変な顔してる。

まあ普通そうだよね。


「気にしないでくださいよー」

「まあいい、気を付けていくんだぞ」

「はーい」


それでは、ダンジョン探索だー。

ちょっとテンション上がる。

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