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ワールド・ガイア  作者: 水野青色
200/281

200~まだ準備中~

まずはジャムさんに、しばらく出かけることを報告。

といっても、エイトが言っててくれてたらしく、すんなりうなずいてた。

あ、でも、エイト、連れてかないからね?


後、元王様とリアさんにも、手紙を送ってもらう。

リアさん御所望の化粧水とかも贈っておいた。

なぜかすぐに返事と、王家の通行許可証みたいなものが送られてきた。

どこの領でもすんなり入れるらしい。

ああ、たしかに、何日も待たなくちゃいけないとかあるしね。

ありがたく使わせてもらおう。


がるがるさんに報告行ったら、なぜかサカイがついてきた。

休みをもぎ取ってきたそうだ。

スズランが前の冒険の時に一緒に行ったのに、自分がいけないのはズルいとのこと。

おっさんが何言っているのやら。

まあ、仕方ない。


あとは、メイちゃんが、大量のお菓子を作っている間に、私はコメの畑で、稲刈り。

何日かかるかわからないから、大量に持っていきたい。

いくらでも入るからね、私の空間魔法。

米は大事。


馬車で行くから、拠点を活動拠点にすればいいか。

早く大豆が見つからないかな。

しょうゆも味噌も手に入らないなんて。

つらいなあ。


あとはナナに報告。

いつもうちに来ているからね。

急にいなくなったら、困ってしまうかもしれない。


「ナナもいく」

「いや、ダメだから」

「いくー!」


駄々っ子がいる。

誰だ。こんなわがままに育てたのは。


「お嬢さまが甘やかすからでは」


痛いところを。

だってナナは、私にとって、妹みたいなものだからな。

いつの間にか成長しているけども。


「危ないんだよ?ダンゴローさんもチトセさんもいいって言わないでしょ」

「やだー!いくー!」

「お出かけしたら、おやつが食べられないんだよ?」

「おやつもたべるー!」


やはりただの駄々っ子だ。


「ナナがいなかったら、お友達、悲しんじゃうよ?」

「・・・ううー・・・」


お?

プラム郷でできたお友達効果はでかいか?


「ナナ専用におやつボックスおいてってあげるし、会議所の箱にも、いっぱいおやつ入れてあげるから」

「・・・ううー・・・ほんと?」

「ほんと、ほんと。ナナのためにいっぱい作っておいてっあげるから。私の手作りも入れてあげよう」

「おじょーさまのはいらない」


おいっ!

確かに私の料理スキルはナナより下だが・・・。

そんなこと言わないでよ・・・


とりあえずナナの説得も終わったし、あとは準備を万端にして出かけるだけだ。

それにしても、矢印、出すぎだなあ。

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