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ワールド・ガイア  作者: 水野青色
199/281

199~卵の行方~

まずはどこからどこに飛んでいこうとしたのか、そこがわからないとだよね。

なので地図を出したけど、空の人、地上を知るわけなかった。

しかも、気が付いたら卵が腕の中からなかったって、ほんとに預かっている責任もとうよ。


『空の竜に卵を預けられるのは名誉なことなのだ』

「名誉なら、責任もちなよ。どうして落とすのさ。だいたい、空の国の中なら、落とすこともないでしょ」

『たまには他を飛びたいと思うし、卵に世界を見せないといけない。・・・この近くに落としたと思うのだ』

「結構広範囲というか、この国ほぼ全範囲だよね?」


気がするだけじゃ、わからないよ、おにー・・・おじょーさん?

そういえば、性別ないんだった、この人たち。


「しばらくはプラム郷にも帰れないかもね。ナナのおやついっぱい作っておいていってあげて、出かける準備ね。・・・メイちゃーん、シツジローくーん」


いえば二人はもう準備に取り掛かってる。

さすが優秀だわ。


ゲームでは、なんとなく方向が分かる、のがプレイヤーだった。

という過去のクエスト受けると、予感、が発動するらしい。

こっちのほうから・・・みたいな感じで、矢印が出てくるのだけど、ここ現実だから、出るわけないよね。


・・・いや、でてる。

でも、一つじゃない。

いくつも、こちらのほうのような・・・が、感じられる。

え?どういうこと?


「聞きたいんだけど、何度も卵落とした?」

『われが落としたのは一つ。ほかのは知らぬ』

「そうなんだ・・・」


つまり、プレイヤー協力が得られなくて、そのままになっている竜の卵がいくつかあるということなんだね。


仕方ない。

わかるだけかたっぱしからさがしていくか。

どうせ時間はたくさんある。


さて。

冒険だ。

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