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ワールド・ガイア  作者: 水野青色
197/282

197~これで解決、かなあ~

私が目が覚めた時が朝だ!

次の日だ!異論は認めん!


まあ何が言いたいかというと、あの日から三日たっているんだけど、その間寝てたのよ。

おかしいな。

きちんと起きられるようになったと思ったんだけどね。


とりあえず、教会にいるはずのその女性を訪ねよう。


いなかった。


毎日いるわけではないらしい。

神父さんは毎日いるし、中にある像をピッカピカに磨いているけどね。

お勉強をする人たちは、週三日くらいらしい。

今は寒いから、よけい来ないのだとか。

教会の中、寒いね。


「暖炉じゃなくて、エアコンほしいな」

「えあこんとは一体何でしょうか?」

「ん?神父さんの住んでいる離れにもある、温風出せるやつ」

「・・・わかりません」


なんだと?

もしかして使ったことないのかな。


「シツジローくん、使い方教えてあげて?」

「はい」


教会から神父さんとシツジローくんが出ていく。

はっ!

まさか、ほかの、新しい住民も、ほとんど使い方知らないとか?

いや、確かに、ほかでも住むことができるように、キッチンとかほかと同じように作ってあるけどさ。

スライム核石が使えるから、便利なんだけどなあ。

一度、全部の家に回ってみるといいのかもしれないね。


それよりも、あの、どこかの貴族女性だよ。

おうちに尋ねていかないとね。

・・・どこかな?


考えてみれば住民のおうちで覚えているのって、あまりないな。

どうしよう。


「来ていただくのはどうでしょう?」

「こちらからの頼み事だから、訪ねるよ。・・・メイちゃん、案内」

「はい」

「ナナもいくー」


おおっ!

ナナ、いつの間にかついてきたのね。


「お友達と遊んできなさい、今日は遊びに行くのじゃないんだから」

「ナナ、おなかすいたー」


あんたはいつもおなかすいているでしょう。

まあ、いいわ。


「メイちゃん、おやつあげて」

「はい」


メイちゃんがおやつを作ってくれている間、その貴族女性のことを聞いてみる。

どうやら、勉強だけではなく、礼儀なども教えてくれているらしい。

すごいなあ。

私は無理だ。

いきたくないな・・・

いやいやいや、これはこの郷のためだから、やらないとな。


ナナにおやつ渡した後、出発。

もちろん、その貴族女性の家にも、お土産として、お菓子持ってく。

おいしいよね。


その貴族女性二人組は、家にいたわ。

刺繍をしている。

ああ、マジックバッグの刺繍ね。

少しずつやるものだからね。

ほんと、何でもやっているのね。


「お嬢さまとは大違いですね」


メイちゃん!それは言わないお約束よw


貴族女性二人組は、快く承諾してくれた。

よかった。

あとでシツジローくんとともに、ジャムさんちに行くことを約束してくれた。

今、いないからね、シツジローくん。


あ、そうだ。

ここも、まさかの寒さで、暖炉に火が入っているんだけど、エアコンは?

と思ったら、使い方が分からないらしい。

家は暖炉なんて、ただの飾りと、炉の代わりだからなあ。

エアコンの使い方を教えて、帰路につく。

ああ、やっぱり、みんなに使い方を教えないといけないのかも。

おじいちゃん、おばあちゃんは知っていると思うのだけどなあ。

あとで相談してみよう。


今日はもう、これでお仕事終わりだ。

ねよう。

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