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ワールド・ガイア  作者: 水野青色
173/281

173~石鹼屋さんはじめるために~

いつもお読みいただきありがとうございます。

石鹸屋を、始動させるようです。


冬になる前に石鹸の予備を作らないとと思う。

盗まれた分だけじゃなく、売り出して見せよう、石鹸。

その辺はジューノさんに相談なんだけど。


スライム核は思った以上に集まった。

石鹸も順調。

なので、グローブの作り方も伝授。

これって、刺繍がうまくいくかどうかが問題なのよね。

魔法陣を縫い付けて組み込んでいくからね。

きれいにできないと、完成しないうえに、魔法陣、書くだけじゃダメなんだよ。

めんどくさいよね。

でも、布系のはみんなそう。

焼き印であとつけるのは?と、運営さんに聞いたことあるけど、結局、一度発動すると、その焼き印が消えてしまうのだそう。

刺繡は、糸の中の魔力も使うから、大丈夫なんだって。

魔法糸だものね。

こちらの作り方は教えてあるしね。

なかなかうまくいかないようにできているところが、ゲーム使用なんだね。


石鹸を売るために、ジューノさんに相談したら、いろいろアドバイスしてくれた。。

そして、独り立ちさせたい女性従業員がいるらしく、そちらを使わないか、とのこと。

獣人ではなく人間だから、王都中央部でも受けいれられるだろうと。

まだ、中央部は差別が残っているものね。


でもいいのかな?

名もない田舎の郷の石鹸屋の店主だよ?

ジューノ雑貨店でのノウハウを取得しているのに、そんな小さな店を任せてもいいのだろうか。

まだ、店作る場所も決めていないんだけど。


一応、その女性との面談もかなった。

というか、店に出てた。

その話をすると、すぐに快諾してくれた。

彼女自身は、王都中央部で支店を出されたときに行くはずの一人なんだそうだ。

経営のノウハウがあるという。

その彼女とジューノさんが、王都中央部で雇い入れた人を従業員教育をして、いずれは、王都中央部の石鹸屋を任せればいい、と。

ジューノさんは支店出したいんだしね。


話しは進んだし、あとはこちらが準備を整えて、彼女を迎えるということに決定。

プラム郷のみんなにも話をした。


プラム郷の住民の中には、王都中央部で働きたいという人がいた。

新しく入ってきた人たちか。

その人たちのこともジューノさんとこの人に任せてみよう。


まずは物件探しか。

王都中央部で、家を探した時と同じで、土地購入しないとね。

中央部は、商店街以外での店舗もちは、バザーくらいしかないらしい。

決められているのだとか。

広場でやる市とかも時間があるしね。

その中から、土地を選ぶ。

石鹸しか売らないと思うんだよね、まだ。

あとは、従業員が住む場所も確保か。


見せられた土地は、しばらく前に閉店した薬屋だった。

建物もある。

ただ、場所が悪いらしく、売れなかったらしい。

商店街のはたのはただものね。

しかも裏通り。


でも広い。

裏に畑一枚分の土地もあった。

枯れてるな。

薬草育ててたのかな。

これはいいとこだ。

ここに従業員用の家を建ててしまおう。

建物はリフォームしてしまおうか。

お店だものね。

石鹸屋さんは少しかわいくしたいけど、そこは、今度来る女性に任せたい。


商売をするための許可証と土地家屋の代金を払う。

まだまだこれからだから。


あ、がるがるさんやサカイ、スズランにも報告しておかないとね。

ここからプラム郷の資金稼ぎの一歩だー。

お読みいただきありがとうございました。毎週水曜日更新しています。

誤字脱字報告、評価も、いつもありがとうございます。


九月もあっという間に終わりそうですね。

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