173~石鹼屋さんはじめるために~
いつもお読みいただきありがとうございます。
石鹸屋を、始動させるようです。
冬になる前に石鹸の予備を作らないとと思う。
盗まれた分だけじゃなく、売り出して見せよう、石鹸。
その辺はジューノさんに相談なんだけど。
スライム核は思った以上に集まった。
石鹸も順調。
なので、グローブの作り方も伝授。
これって、刺繍がうまくいくかどうかが問題なのよね。
魔法陣を縫い付けて組み込んでいくからね。
きれいにできないと、完成しないうえに、魔法陣、書くだけじゃダメなんだよ。
めんどくさいよね。
でも、布系のはみんなそう。
焼き印であとつけるのは?と、運営さんに聞いたことあるけど、結局、一度発動すると、その焼き印が消えてしまうのだそう。
刺繡は、糸の中の魔力も使うから、大丈夫なんだって。
魔法糸だものね。
こちらの作り方は教えてあるしね。
なかなかうまくいかないようにできているところが、ゲーム使用なんだね。
石鹸を売るために、ジューノさんに相談したら、いろいろアドバイスしてくれた。。
そして、独り立ちさせたい女性従業員がいるらしく、そちらを使わないか、とのこと。
獣人ではなく人間だから、王都中央部でも受けいれられるだろうと。
まだ、中央部は差別が残っているものね。
でもいいのかな?
名もない田舎の郷の石鹸屋の店主だよ?
ジューノ雑貨店でのノウハウを取得しているのに、そんな小さな店を任せてもいいのだろうか。
まだ、店作る場所も決めていないんだけど。
一応、その女性との面談もかなった。
というか、店に出てた。
その話をすると、すぐに快諾してくれた。
彼女自身は、王都中央部で支店を出されたときに行くはずの一人なんだそうだ。
経営のノウハウがあるという。
その彼女とジューノさんが、王都中央部で雇い入れた人を従業員教育をして、いずれは、王都中央部の石鹸屋を任せればいい、と。
ジューノさんは支店出したいんだしね。
話しは進んだし、あとはこちらが準備を整えて、彼女を迎えるということに決定。
プラム郷のみんなにも話をした。
プラム郷の住民の中には、王都中央部で働きたいという人がいた。
新しく入ってきた人たちか。
その人たちのこともジューノさんとこの人に任せてみよう。
まずは物件探しか。
王都中央部で、家を探した時と同じで、土地購入しないとね。
中央部は、商店街以外での店舗もちは、バザーくらいしかないらしい。
決められているのだとか。
広場でやる市とかも時間があるしね。
その中から、土地を選ぶ。
石鹸しか売らないと思うんだよね、まだ。
あとは、従業員が住む場所も確保か。
見せられた土地は、しばらく前に閉店した薬屋だった。
建物もある。
ただ、場所が悪いらしく、売れなかったらしい。
商店街のはたのはただものね。
しかも裏通り。
でも広い。
裏に畑一枚分の土地もあった。
枯れてるな。
薬草育ててたのかな。
これはいいとこだ。
ここに従業員用の家を建ててしまおう。
建物はリフォームしてしまおうか。
お店だものね。
石鹸屋さんは少しかわいくしたいけど、そこは、今度来る女性に任せたい。
商売をするための許可証と土地家屋の代金を払う。
まだまだこれからだから。
あ、がるがるさんやサカイ、スズランにも報告しておかないとね。
ここからプラム郷の資金稼ぎの一歩だー。
お読みいただきありがとうございました。毎週水曜日更新しています。
誤字脱字報告、評価も、いつもありがとうございます。
九月もあっという間に終わりそうですね。




