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ワールド・ガイア  作者: 水野青色
172/281

172~どこにでもいるんだな~

いつもお読みいただきありがとうございます。

居眠り女主人公、寝てませんね。

プラム郷は、石鹸で売っていくかな・・・


困ったことが起きたと、宿の人から連絡が入った。

何があったのかな。

料理の材料が足りないのかな?

それとも、最近は人気があるから部屋数?

でも、そこまで旅行者や冒険者が来るわけじゃないしね。


結果。

石鹸が盗まれたらしい。


石鹸自体は、宿のカウンターの後ろに保管されている。

宿に来た人に渡すためだよね。

タオルと石鹸はお風呂の必需品だよ。

タオルは回収されるけど、石鹸は使い残りはその人のものとなる。

とけるものだから、しばらく持つかはわからないけども。


そんな石鹸が、固まりごと全部盗まれたらしい。


一日中カウンター近辺には誰かしらいるものだけど、やはり油断があるのかな。

田舎だし、厳重保管もないしね。


とりあえず、今あるだけの材料で、新しいのは作らせたけど、一体誰だ?

こんな田舎で犯罪を犯すなんて。


「売れるとこってあるのかな?」

「プラム郷産の石鹸だとわからなければ、売れるだろう。大体、そこまで知名度があるわけじゃないだろう、この郷」


ジャムさんの言うとおりだな。

王都の片田舎なだけで、そこまで知られているわけないし、ほかのところに持って行ったら、案外売れるのかもしれないけど。


もし犯人が王都中央部に向かっているのなら、先に手を打っておこう。

犯罪は許さないよ。


王都中央部のギルド。

何かわめいているがるがるさんに、今日は用事。

一通り言いたいこと言わせたけど、どうやら、スズランがエイトとすみたいと言い出したとかで、怒っているらしい。


確かにエイト一人じゃ、あの家はおおきいし、寂しいかもしれないから、別にいいんじゃないかな。

二人で住むというなら、そのうち言ってくるだろうし、毎日のようにサカイが行っているし、シツジローくんやメイちゃんも毎日いる。

門もあるしね。

危なくはないと思うのよね。


「で?アイリーンの用事は何だ?」

「プラム郷の宿で出している石鹸が、全部盗まれたのでね。どこに相談に行けばいいのかわからないので、とりあえずここに来た」

「警備に言えばいいだろう」

「どこにいるのかわからないし」

「サカイとともに行ってこい」


確かに案内人がいるほうが分かるわ。

サカイが説明もしてくれるようだし、大丈夫でしょう。

あとは、もし売ろうとするなら、先に此方がプラム郷産の石鹸を売り出そうと思うので、それの手続きも教えてほしい。

ああ、土地とか建物とかも必要だから、考えないとな。

あと、売り子か。

いろいろ考えないといけないけど、時間はあるかな。


警備は、王都中央部の門衛さんたちだった。

中央部にはいる門も、四方にあるから、すぐに連絡してくれるそうだ。

あとはおいおいやっていこう。

ギルドでスライム核を頼むのを忘れちゃいけないね。

グローブも貸し出さないとね。

一週間の区切りで、どれほど集まるかな。

ああ、そうだ。

郷の人たちにも、グローブの作り方を教えないとね。

コピーばかりだとだめだよね。


忙しくなりそうだなあ。

お読みいただきありがとうございました。毎週水曜日更新しています。

誤字脱字報告、評価も、いつもありがとうございます。


最近はいつも忙しくて、本当に書くのが遅れる可能性が出てきました。

毎週何とか更新してますが、遅れたらすみません。

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