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ワールド・ガイア  作者: 水野青色
169/281

169~スライム核は万能~

いつもお読みいただきありがとうございます。

いまだ前回の続きです。今回短めです。

石鹸て、何でできているんだっけ?

私は錬金術で、いろんな液体を混ぜて、変化させて作るんだけど。

ほんとは、苛性ソーダとか使うんだよね?

うん。

あるとは思うの。

石鹸作っているとこもあるんだから。

でも私や、このプラム郷の住民たちは、錬金術師だ。

だから、錬金術の変化を使うのだけど。


使うのは、いやし草。

水。

あ、ポーション作るの?って思うでしょ?

近いものはあると思うけど、また違う。

そこが錬金術の魔法陣のすごいところ。

物質変化。

でも、スライム核が必要なんだよね。

あれは万能なんだわ。


また冒険者さんたちにスライム狩りをお願いするんだけど、その前に、緊急に作る分として、拠点でプラント母さんからもらってこないとなあ。

スライム核が、体臭を消すために使うもの。

スライムが、ごみや悪臭をなくしてくれているから、それを使うものだから。


というわけで、拠点。


拠点はそろそろ涼しくなってきたな。

プラント母さんは、二年たっているし、まったく会いに来なかったのに、相変わらずで、触手を伸ばして頭をなでてくれる。

連絡もできなくてごめんね。


スライム核は、いっぱいとってあった。

二年分なんだろうけど、それでも多い。

母さん、食べなかったのかな。

やっぱり、待っててくれたのかもしれない。


栄養剤を与えて、夜中までおしゃべり。

私だって大人だから、夜中くらいは起きてられるのよ。

ふあーああ。

拠点で寝るか。


朝にはメイちゃんが平然と朝食の用意してた。

シツジローくんは、拠点の庭の手入れを、プラント母さんとしてから、王都中央部の家に向かうそうだ。

うちのメイドと執事は、私がどこにいても見つけ出せるのだろうか。


まだ寝ぼけ頭で朝食をとり、スライム核を空間にいれて、プラム郷に戻る。

さて、これからだ。

朝の涼しいうちは、みんな畑や宿での仕事があるから、ダメだよね。

つまり午後からはじめよう。

それまでにはいろいろと準備だ。


外の宴会場は、すっかり片付いているのがすごいな。

ジューノさん一家も泊まったらしく、小さい仔たちが外を駆け回ってる。

あ、ナナもいる。

朝から元気だな。


こちらに手を振ってきたから振かえして。

さて。

会議所に、いろいろ設置始めますか。

お読みいただきありがとうございました。毎週水曜日更新しています。

誤字脱字報告、評価も、いつもありがとうございます。

残暑厳しすぎて、しかもいろいろ忙しすぎてお手上げ状態です。

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