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ワールド・ガイア  作者: 水野青色
145/281

145~え?虫なの?~

いつもお読みいただきありがとうございます。

居眠り女主人公、いまだダンジョン攻略中です。

今回短いです。

毒沼フィールドを駆け抜ける。

ウーマが。


揺れない馬車の中で、私とメイちゃんとシツジローくんと運営さんがご飯。

平原の時といい、毒沼フィールドといい、みんな寝すぎよね。

私より寝ているじゃないの。


夜が近くなり、毒沼からはカエルの声。

待って?

カエルって、虫だった?

両生類じゃないの?

この世界では虫になるの?

それならほかの両生類も虫になっちゃうでしょ。

どういうことなの、運営さん。


まあでも襲ってこないならいい、というわけにはいかないよね。

すごい声が聞こえるから、ウーマを襲って、返り討ちにあっているのでしょう。

そろそろこの辺りの地面に降り立ちたいよね。

セーフティエリアはない・・・けども。


今夜も徹夜かなあ。

カエルは嫌いじゃないけど、虫だというなら容赦しないわ。

オタマジャクシは嫌いだけど。

・・・いるのかな、毒沼に。

やっぱりこのダンジョンに入るのは、やめておけばよかったかな。


ウーマのスピードが落ちて、とまったところには、カエルが一面にいた。

何だろう。

夜なのにはっきり見える。

みっしりと地面を覆いつくすカエル。

ウーマも嫌だから泊まったのかと思ってしまうけど、きっとここが最後の地面なのだと思う。

もうすぐボスエリア。


結界張って浄化して。

中にいるカエルは、なぜか運営さんの頼みで生け捕り。

カエル好きなのかな。


ちなみに生け捕りをしたのは、シツジローくんとメイちゃんであって、私じゃないよ。

触りたくないし。


運営さん特製のマジックバッグに収納。

神様だからなのか、生き物オーケーなんだ?

ちょっとずるいよ。


結界の外ではゲコゲコ声がしているし、結界で阻まれているけど、毒液はいてくるし、気持ち悪いなあ。

さっとさと馬車の中に入って寝よう。

今日はやっぱり見張りなんてしない。

防音魔法して寝るんだ。

ボス部屋に早くつくといいな。

お読みいただきありがとうございました。毎週水曜日更新しています。

誤字脱字報告、評価も、いつもありがとうございます。


不定期連載で、違うお話も書き始めました。興味があったら読んでみてください。

「追放王子と生態系調査人」


https://ncode.syosetu.com/n4898ho/

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