劇の始まり
初回です。初心者ですので、語彙力とかは我慢してくだせえ(m´・ω・`)m
見てくれると嬉しいです。感想言ってくれるともっと嬉しいです。批評されたら泣きます。
「…んっ?」
おかしい。
朝、目が覚めると目の前が真っ暗だった。ポケモン全滅しちゃったかな?
いやそんなこといってる場合じゃない。
何だこれ?いつもと周囲の感覚がちがう。少なくとも、俺の家じゃない。
俺は布団から上半身を出して、あたりを眺めた。
どうやら真っ黒な空間に俺と布団だけが浮いているようだ。
なるほど、判らん。
いやいやいや判らん判らん。
ナニコレナニコレナニコレナニコレナニコレえええええええええええええ。
頭がおかしくなりそう、というかおかしくなったので、いったん状況を整理しよう。
俺の名前は、桃木 裕。見た目はそこそこいけてるし、頭も結構いい。
ただ死ぬほど目つきが悪い。自覚症状あるから、多分相当なのだろう。
こんな見た目なので、美少女系アニメの主人公やんとも言われた。
が、現実はただの独身29歳。彼女なし!(笑)なにわろてんねん。
高校教師をやっていて一応担任だが、生徒が好きというわけではない。
というか、あんなクソガキどもを好きになる奴なんて碌な人間じゃない。
昨日の夜はいつも通り、労働に疲れた体を熱めの風呂に浸かってギョーザ食って癒して寝たはず…
そういやギョーザってうまいよな、人類史上最高の発明だよ。いや誰に話してんだ。
てか今って朝なのか?周り見てもわからん。ナニコレナニコレナニコレエエエエエ。
などと俺が混乱とデジャブに陥っていると目の前が真っ白になった。今度は白かよ!眩しっ!
しばらくして俺が目をこすり、視覚を取り戻すと…
「おー来たかー。」
「え?うわっ!なんだこのおっさんっ!?」
先ほどまで誰もいなかった場所にいきなりスーツ姿の太った40歳くらいっぽいおっさんが現れた。
おっさんはカッカッカと高笑いして、
「ええリアクションするやんかー。お前おもろいな。」
と言った。
なんだ!?この状況はっ!?
だが桜木は知らなかった…これから彼の周りに起こる不可思議な出来事を…
って言ってたら異世界チート出来るかな?無理ですかそうですか。




