『めずらしい』
今日は、私が偶にお手伝いに伺っているカフェのオーナーと
以前に、イベントで御一緒したプラムと言うお店の坂井オーナーさんと
少し遠くのお店に買い物で来ております。
と言うか、なんか普段呼ばない言い方は違和感ですね~
いつも通りの呼び方だと、普通にオーナーと坂井さんです。
あっ!!
簡単な紹介をしますと♪
オーナーは優しい爽やか系です。
でも、たまに仕事している時の横顔が
もの凄く格好良いのですよ~♪
(たまにですけどねっ!)
坂井さんは、オーナーの親友さんで
プラムという料理屋さんらしいのですが
鶏肉を使ったメニューが自慢らしいです。
ただ、顔がもの凄く怖い・・・
と言うか、服とかも威圧感・・・?
顔と服の相乗効果が凄すぎます(泣)
そんな2人と一緒に何故か!?
遠く離れた大型スーパーへ買い物に・・・
「あの~ オーナー?」
「うん?」
「どうして、私も一緒に買い物へ?」
「その事?」
「どうしてです?」
「坂井と一緒だから菜子ちゃんも、と想って」
その理由をオーナーに聞いてみると
珍しく訳の分からない答えが・・・
「なんですか? それ・・・」
「前のイベントで一緒の時、仲良さそうだったし」
「そ、そんなっ! 仲が良いだなんて(///)」
「もう、坂井の顔も怖くないでしょ?」
相変わらず、オーナーは坂井さんの事を
ディスっております(笑)
「別に、怖くは・・・(汗)」
「無理しなくても良いよ?」
「なんだよ、ハルキはいつもオレの顔を怖い顔って」
「えっと・・・ それは、間違い無いと・・・(汗)」
「だろ?」
「マジか!?」
「マジです♪」
「マジだってよ」
「うあ、2人とも酷いなっ!!(笑)」
坂井さん・・・
顔は強面だけど、もの凄く優しい方なのです(///)
ある意味、ギャップ萌えの領域ですねっ♪
それよりもっ!
なんか、先程はオーナーに流された様な気もしますけど
今日、私がココに居る理由・・・
「所で、この組み合わせの理由がいまいち・・・」
「折角、遠くまで買い物に行くのに坂井だけって言うのも・・・」
「俺とハルキだけだと面白くないから菜子ちゃんも、と想って」
「コメントが微妙に困る理由ですね・・・」
「それと、今日の買い物は菜子ちゃんにお願いしたい事があって」
「まぁ、一番の理由はそこなんだけど」
「私にお願いしたい理由ですか??」
「新メニューに使えそうな食材を」
「菜子ちゃんにも一緒に探して貰えないかと想って」
予想外なお願い事に吃驚です・・・
どうして私がっ!?
「なんで私が!? オーナー達の方が料理上手なのに!」
「お店側とお客さん側では、イメージにズレと言うか」
「女の子向けのメニューって俺らだけじゃ分かんないから」
「そうだったのですか~」
「まぁ、坂井は特になっ!」
「んな訳ねーだろ ハルキよりは女心は分かるっての!」
「ほ、ほえぇ~(汗)」
「だから、今日はそんな感じでよろしく」
「菜子ちゃんが好きそうなのを作るよ」
あわわ・・・
なんかっ!
私の好きな物を2人のオーナーに作って貰えるなんて
幸せすぎますっ!!
それにしても・・・
「2人とも身長高いっ!(><)」
「まぁ、180cmくらいあるかなぁ」
「確かに、俺も180は有るけど・・・」
普段は、オーナーともカウンターの内と外ですし
ある程度の距離があるので顔を見上げて話す事は
それ程ないのですけども・・・
「並んで歩くと、2人の顔が見えないです(泣)」
「あぁ~ 確かに」
「な、なんか、ゴメン(汗)」
2人とも殆ど同じくらいの身長ですので・・・
25㎝以上も小さい私・・・
まるで大人と子供です(泣)
「知らない人が見たら親子に見えるでしょうか?」
「どっちが菜子ちゃんの父親?」
「そりゃ、俺だろ?」
「えっ?(真顔)」
「はっ?(真顔)」
「なんだよ?(真顔)」
な、なんですかっ!
この微妙な空気はっ!
「坂井さんがお父さん!?」
「坂井が父親!?」
「だろっ!」
残念ですが・・・
坂井さんはお父さんには(以下省略)
「で、でも、見た目とは違って優しいお父さんですよ!」
「まぁ、そこは否定しないけどな」
「流石に彼氏は無理だろ?」
「はいっ!?(///)」
「うん? 菜子ちゃん?」
「あ、あれ? 菜子ちゃん?」
急に、そんな話題に変えられても
私の心の準備がまだ出来ていなかったりです(汗)
「えっと・・・(///)」
「あまり気にしなくて良いからね?」
「冗談冗談、今の無し!」
「えっと・・・ 坂井さんの事は・・・(///)」
「もしかして、坂井の事・・・」
「な、菜子ちゃん?」
にゃわわっ!
何て言えば良いのでしょうか・・・(激汗)
言葉が見つからないです(><)
「坂井さんは・・・」
「ちょ! えっ??(汗)」
「菜子ちゃん??」
「坂井さんは、彼氏にはちょっと・・・(///)」
「ははっ!(笑)」
「って、フラれた!?(笑)」
「告白前にふってしまいました!?」
「坂井の伝説に新しい1ページだな?」
「うわっ! ショックなんだけど(笑)」
「にゃはは~(笑)」
「坂井のガラスの心がパリンって割れたな」
「やっぱりか? 音、聞こえた?」
「にゃはは~ 割れる音、聞こえましたっ♪」
「でも、大丈夫だ 安心しろって」
「なにがだよ?」
「坂井さんの割れた心を更に細かく」
「ミルを使って粉々にしてやるから」
「って、おいっ!!」
「後は、そのまま風に飛ばされてしまえば♪」
「傷ついた心は無くなるだろ?」
「ひでーな、2人ともっ!(笑)」
やっぱり、坂井さんは優しくて面白い素敵な方です♪
そして、オーナーも♪
と言うか、そんな事をしてると
脈略なしに何かが頭の中に映し出されましたっ!!
「あっ! いちご牛乳のゼリーが食べたいです♪」
「急に菜子インスピレーション?」
「まぁ、言われてみると有りそうで無いかもな?」
「あとあとっ!」
「他にも閃いた?」
「今度は何だ?」
「坂井さんは怖くないですっ♪」
「まぁね?(汗)」
「新メニューの方じゃ無いのかよ!?」
何やら楽しく漫才をしながら
この後、買い物カゴをカートに乗せ
オーナーは試作用の食材や調味料を
坂井さんは、海外の・・・ 多分、香辛料を?
私は、カートを押して2人の後を追いかけて
店内を廻りました♪
今回は、そんなめずらしいお買い物ツアーの日でした~




