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第3話・パワーハラスメント(於・言葉の暴力)

 医師の対患者へのパワハラの話題です。

 結構多いのじゃないですか?

 医療はサービス業という認識もずいぶんと浸透したと思われるが、医師が意識しなくとも何げなく発された言葉で傷ついた人はたくさんいる。

 診察の現場で食事療法がうまくいかず、ねちねちとやられたある年配の患者が涙をこらえてはい、はい、と医師の言う言葉を必死で聞いていた。のを聞いたことがある。

(あんたこのままでは死ぬよってなあ、、、確かに人間はいつかは死にますが…ちょっと先生…!)


 まあ言葉遣いが悪い医師も確かにいるがこの場合でも受取人の心の持ちようで自分のために言ってくれると思う人と、私のことが嫌いであんな風に言うと傷つく人と2通りある。

 どういう言われ方しようと信頼してくれるならついてきてくれるだろうがこのあたりは客商売では考えられないことです。

 はっきりいって医療は(特に大きい病院では)患者=客ではない。

 ほっといても、つまり営業努力をしなくとも基本患者は次から次へくるし、自分の得意分野や御しやすい患者、自分で治せる患者だけみたいという医師もいるし。(←腹がたちますが存在断言します)

 だから相手をよく見定めて物事をいいかえる能力も必要だ。

 これは医師だけではなく他の医療人にも言えること。

 私だって自分で気付かずに患者を傷つけたこともあろうかと思う。


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 だが、以下のあきらかに医師が悪い例。

 私が聞いたある患者はがん告知をうけて最後におずおずと自分の余命はあとどのくらい…? と

主治医に聞いた。その医師はMRI画像をにらみ、むっとしたようにしばらく黙っていたかと思うと

「あと3カ月!」と面倒そうにどなったそうだ。

 診察を早く切り上げたかったのだろうが、やりようってものがある。

 患者は当然そのもののいい方にショックを受ける。

 この人はこういう医者に自分の治療をまかせられないと考えてすすめられた化学療法剤の治療を断ったそうだ。

 その後は病院に来られないのでわからないが「あと3カ月!」のめんどくさそうなどなり声は呪縛となったに違いない。

 この話は医師のパワハラの象徴だな、と思う。


 だが私も医療者側の人間だから一応は医師の立場になって考えてみよう。

 上記の医師はなぜこういういい方をしたのだろうか??


 案その1、

 実はこの患者は何度も何度も同じ質問を繰り返す癖がある。

 この日この質問は確か5回目だったはず。何度も丁寧に説明したのにわかってくれない。

 際限がないし、外でまだ患者が沢山待っているのに診察が終わらないじゃないか。

 とうとう面倒になってので、怒鳴ったかもしれない。

 患者はたった1回質問をしたつもりになっています、どうか私の気持ちを察してください。


 案その2、

 実はこのあと5分後に病院長に呼ばれている。

 院長は気が短い。とても怖い。ぼくが怒られるから早く話を終わりたかった。

 どなったのは悪かったがそのあと手術(もしくは会議もしくはデート)もあるし忙しかったのだ。


 案その3、

 実は彼女(もしくは妻)からメールがきた。

 緊急の用件みたいで早く返信しないとまた怒られてしまいます。


 案その4、

 実は私はトイレに行きたかった…。

 今日は行きそびれてもう限界だ、助けてくれ~がどなり声になってかもしれない。

 …すまなかった。


 案その5、その6・・・と私は想像力だけは豊かなので延々と続けられるがやっぱりこの場合はどう考えても医師が悪いだろう。

 案その1はそういう患者はざらにいるがそれならそれで紙に書くなり家族同席で日を改めて説明するなどの機会も提案できるではないか。

 真相はどうあれこれから長いつきあいになろうだろうという医師に怒鳴られたという感覚はいかにショックを与えるか。

 もしかしたらこの医師が今後の自分の死を見取ってくれるかもしれないのである。だがこういう医師は全く信頼できない。わからないことばかりなのにこうして怒鳴られて治療されるのは耐えがたい…。私にだってプライドがある。

 よってこの医師は有罪。法律的には無罪だろうが罪は罪。


 ただ言えるのはこういう医師はその患者だけにどなるのではなく

他の人も間違いなく怒鳴る。もしくは面倒そうにものをいうのである。

そして自分が何をしたか、他人にどう思われたかを気にしない。

(そういう気遣いの能力が部分的に欠落もしくは欠陥がある。

しかも対患者もしくは部下=弱者に限る)

 無意識的に患者や部下を弱者とみなしているのだ。気遣い無用だと、ね。


 それにしても仕事が患者を「こなす」になるのだ。そういう仕事をする医者ってさみしいですね。罪なことです。

 患者さんの方も相手が悪かったと思って次の幕へ行って欲しい。

 医師には本当は誠意ある人が多い。寝食を忘れて仕事に打ち込んでいる尊敬すべき医師も多い。

 ケモはどうかすると全か無の判定になりがちでこれも1つの選択肢だが現在の医療では第1選択肢だろう。手術が必要な場合を除き通院している限りは勧められることが多い。

 副作用はあるが今はよい副作用止めもある。

 相談に乗ってくれる人も多いのでどうか悲観するのはやめてほしい。

 どうしてもケモが嫌な時は緩和ケア、ホメオパシー、マクロビ、道はいろいろある。

(ただし自己責任でお願いします。)


 私もまた、いつがん告知される側になるか不明だし、これは心していつかは来るべき死に会いまみえるべく日々生きていたいと思っている。









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