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第20話・長生きの秘訣

 長生きするには…。


 病気をせず呆けもせず。

 杖に頼って歩くこともなく自分の足で堂々と歩く。

 自分の目と耳で生きていく。

 人に迷惑がられることなく生きていく。(←大事)


 職業柄いろいろな人に会う。超超健康な人はまれでほとんどが何らかの病気だ。

だけどたま~にちょっと血圧が高いだけで95歳以上の超健康なおじいちゃん、おばあちゃんに会うこともある。


 私はもうこの業界も長いので言い切れるけど、健康な状態で長生きできる人は超「鷹揚な人」 が多い。それと毎日を感謝して生きている人。自分の子供にすら、ありがとうありがとうって言って生きている。それも仕方なく言うのではなく、本気でまわりの人々に感謝していきるのだ。

 そういう人は顔の美醜は関係なく笑顔がいい。ひ孫ややしゃごもいる人も多いが子育ても上手だったのだろう。年老いた当人をとても大事にする。病院までお迎えにきてこちらのスタッフにまで丁寧にありがとうございました、と御礼をいって当人を大事そうに連れてかえる。

 こういう人を面倒そうにもしくは仕方がなさそうに迎えにきた家族はまずいなかった。

 私はその生き方、生き様をとてもいい老後だと思う。尊敬もするし、是非見習いたいと思う。



 病気もしくは年老いて身動きが困難な状態になるとはっきりいって、学歴や過去の職業、生まれ育ちは全く関係ない。過去の自分の自慢話ばかりする人で心身とも健康と言い切れる人に会ったことはない。ボケた状態で私の実家は…と過去の栄光を長々と話す人もいた。

 逆にぼけた状態でもうとっくに死んだ意地悪な姑、まだ生きてピンピンしてるが憎たらしい嫁の仕打ちを延々と訴えたり…これはかえって言う当人の方が痛々しくみえる。病床の床にあってもなお、不平不満を言い募る人で長生きする人もいない。


 以上根拠ないけどはっきり言い切れる現象です。

 要は気持ちのもちようではないだろうか。遺伝的なことも挙げられると非常に弱っちゃいますが…。




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