魔法の種類など・精霊の器 (13/04/17 更新)
◇魔法について
魔法は大きく分けると人間魔法と精霊魔法に分類される。
〔人間魔法〕
人間が『精霊の器』を使って発動させるもの。
使える魔力が少ないため、精霊魔法の威力には遠く及ばない。
どの精霊の『精霊の器』であるかによって使える魔法の種類は変わってくる。
属性は四大精霊に合わせて4種類。火、水、風、地。
どの属性かによって差はあれど、補助魔法なども存在する。
それぞれの『精霊の器』が司る自然物を操ることは魔法には入らない。
魔法の規模によって長短の違いはあるが、使用する時に呪文の詠唱を必要とする。
〔精霊魔法〕
精霊など(魔力を有する者)が自身の魔力を使って発動させるもの。
魔力を使い切れば死に至るとはいえかなりの量を使えるため威力も高い。
攻撃魔法に限らず、補助魔法などもある。
ものによっては精霊魔法を使える『精霊の器』もあるが、
一発発動するだけでほとんどの魔力を使ってしまう上に
膨大な呪文も必要になるため、実戦ではほぼ使えない。
人間魔法や精霊自身にはそれぞれ火・水・風・地の属性があるが、精霊魔法は無属性。
属性が無いわけではなく、4属性が融合した『無』という属性である。
〔呪文〕
魔法を使用する際に詠唱する言葉。使用する魔法によって長短は変化する。
魔法発動に呪文は絶対に必要な訳ではなく、自身の魔力制御の補助のために詠唱する。
自らの体に魔力を宿す精霊・ドラゴンなどは魔力の扱いに長けるため、
魔法を使用する際にほとんど呪文を詠唱しない、もしくは詠唱自体を必要としないが、
人間は魔力の扱いに全く長けていないため、
どんなに小規模な魔法でも使用する際には呪文を要する。
例えると、魔法は複雑な図形、魔力はそれを描くためのインク、
呪文はそれを描くための道具|(コンパスとか定規とか)である。
慣れた人はフリーハンドでも綺麗に図形を描いたり感覚で長さを測れたりするが、
不慣れな人は道具を使って曲線を描いたり長さを測ったりしないと綺麗に描けない。
そんな関係。
◇『精霊の器』について
人間が精霊の力(=魔法)を使う唯一の手段。
精霊に認められ魔力を分け与えられることによって四大精霊の力を宿した武器のことである。
自然物(風など)を操ることができるが、力を貰った精霊が司るものしか扱えない。
『精霊の器』となった武器には力を使う際に各精霊の紋章が浮き出て発光する。
(シルフ…若葉色 サラマンダー…紅葉色 ウンディーネ…空色 ノーム…薄黄色)
武器としてかなり丈夫になり、壊れにくくなる。
『精霊の器』を使えるのは本人のみで、他人が持ってもただの武器でしかない。
強い精神力が必要となるのに加え精霊に認めてもらうこと事態が困難なため、
使う者はごく少数に限られている。