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実力

「あれ?」


選手が少ない……6人ぐらいしかいない


「なんか少なくありませんか?」


「ここは二軍のグラウンドだ。みんな辞めていったから少ないだ」


急に口調が変わり始めたコーチ


「いつまでも立ってないで体を温めろ」


トロトロしやがって


「すいません」


光は1人グラウンドを走りだす


すると周りから小言が聞こえた


「可哀想に……」


「ここに来たのは間違いだよ」


「あんなガキが練習について来れるはずがない」



僕をバカにしてるのかな?


自慢じゃないけど一人で頑張ってずっと練習して来たから少しは上手いと思うんだけどな


「トロトロ走ってんじゃねぇ」


「早く走らんか!!やる気あんのか?」


コーチは二重人格か?っと光は思った

「よ〜し10周も走れば体も暖まっただろ。」


っと言うとコーチはバットを取り出し近くにいた部員からボールを持って来るように指示する


「ノックするから来い」


「はい!わかりました」


うるさいなぁ…いちいち大声だすなよ


「よーし!!サードに行け」


「はいはい」


僕の実力見せてやる


光は密かに燃えた


「早く行かんか」


っと、また怒鳴りだす


「はい」


見せてやるぞ


僕の実力を……



やる気満々+自身満々でサードにつく


「行くぞ!!」


カキーンっと快音を響かせ『ミサイルか!!』って言わんばかりのスピードで球が飛んでくる


そして……


その打球に


光は……


「ちょ……無理」


打球は光の腹に突き刺さる


「ぐはっ」


っと言うと光は倒れる


するとコーチは怒鳴りだした


「ちゃんと捕らんかか!!」


だが内心は……


あれは痛いな…上手いと思ったコーチだった

光は下手くそだった

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