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お星様に詳しくないのが悔やまれる。


帝国暦✕✕✕✕年。

メトシェラ帝国の国立は宇宙誕生後間もなく、約130億年以上前に誕生したが、国の王が人に関心の無い王だった為に数百年しかメトシェラを守れなかった。しかし、その数百年の間にあった他国の戦争には最強という称号が残される程に国を人を守り導く才能に溢れた歴代最高の皇帝の名を残した。

そして、初代皇帝の後を守るべく国が動き民が動き皆に認められる皇帝が立つのも早く、数百代を経て守り続けられたメトシェラ帝国。

現皇帝ヴィンター=ダス=レーベン=メトシェラが即位し、多くの妻、子が居ようとも一人一人大切にし、愛される男である事が帝国民を安心させた。

だが、一人だけそんな生活に飽きていた王子が居た。

王位継承権第五位を持つ、ナハト=ダス=レーベン=メトシェラは、継承権を持つも、兄弟とは歳が離れ過ぎていて継承争いとは無縁な世界だが、皇族としての社会経験や皇帝となった兄達の補佐の為に窮屈な生活がナハトを外の世界に誘うには十分な素材だ。


俺は、ナハト=ダス=レーベン=メトシェラ。王位継承権第五位の王子様と言うやつだ。誰も頼んでないんだけど。

毎日毎日、皇帝に成られた兄上達の補佐の為に硬〜い椅子に俺はいつも悲鳴を上げながら書類仕事をこなしている。大人しく仕事をしている俺は、信頼性は高いと思っている。

だから─。

「…レオンハルト。もっと、帝国の事が知りたいから城下に出て視察したいんだが」

まぁ、古い文献の本は読み漁って兄上達より知ってると思うけど、俺はまだ外の世界を知らない!俺は、知識の探求者だ!

「今日の書類仕事は終わったし、帝国内は安全だろ?」


眉間の皺を寄せた、護衛騎士レオンハルトは難しい表情で応える。

「…ナハト殿下が望むなら、陛下にお伺いを立てた上で承諾を得られたのならよろしいでしょう。ただ、帝国は安全とは言え皇族が城下に出るというのはあまり無いものなので護衛は十分に付けさせて頂きます」


そしてそして、父上から承諾を得た俺は城下に降りてとても上機嫌なのである!古い文献に、城下のどこかに最古の"星の旅人達の住まう星の加護を得た民族"が居るという情報をこの目で確かめたいのだ!その為には、レオンハルトの誘導をどうするかだ…。城下の者を驚かせない様に、貴族服ではなく城下の者と同じだが素材が少し高級な作りに成っている黒のシャツに黒のパンツ。髪が黒いせいで、全身真っ黒なファッションになってしまっているが。

まぁ、「夜」の色をした髪色は俺の自慢だから恥じることなどないんだがな。兄弟達は、カラフルな髪色をしているが黒髪は居ても「夜」の色をしたのは俺だけだったからな。夜空に散らばる輝く星々を際立たせるのは空を制する夜の空だけだからな。この帝国は、星々に感謝と忠誠を誓う習性?があるみたいだ。遥か昔の初代皇帝、御先祖様が"星々に愛され星々が味方をし星の御加護を賜わった"と言う言い伝えだけが残っていて実際はどの世代の皇帝も、感謝と忠誠を誓っていたはずなのに星々に愛され星々が味方をし星の御加護を得た世代の皇帝は一人も出なかったんだよな。

だから、信用してなかった。自分の目で"星の旅人達の住まう星の加護を得た民族"を見るまでは───。

「ファンタジー……」


お星様を登場させることができませんでした。

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