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回文童話「おやつ」

ウカト君は、よく姉のミサトちゃんにおやつを食べられた。


食器棚、勉強机の引き出し、お父さんのフィギュアケース、お母さんの化粧台などに隠しても、ことごとく見つかった。


「考えが単純なのよ。工夫がないのよね」

と、姉のミサトちゃんは笑う。


ならば、と、本棚の大型辞典の中身を抜いて、箱だけを置き、その中におやつを隠した。


「今日はどこに隠したのよ。分からなかったわ」

と、悔しそうにミサトちゃんは言った。


「へへーーん」

得意げに大型辞典の箱を取り出すが、おやつは無くなっていた。

「なーーーーい!」

ウカト君は叫んだ。


「いや、今日はわたしじゃないわよ。知らないわよ」

ミサトちゃんはきっぱりと否定した。


「無ーーーーーーーい!」

再び叫ぶウカト君。


飼い猫のクーちゃんの仕業だった。



(無いが長いな)

ないが、ながいな

回文童話「のほほん」毎日更新中。

朝、ほぼ7時台。

と、

昼、ほぼ12時台(こちらは、たまに休むことあり)。

に投稿予定です。


同サイトにて、

回文妖術師ビキラの冒険ファンタジー、

「魔人ビキラ」を連載中です。

こちらは、水曜日、日曜日に更新予定。

良かったら、読んでみて下さい。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 敵が多いw 隠しておかずに買ったらその都度食べないといけないぞウカト君……
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