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回文童話「鬼ごっこ」
子供というものは、いきなり遊び始めたりするものだ。
それは、良い子も、悪い子も、みな同じである。
子供なんだから。
だから、公園で鬼ごっこをしている子供たちを見て、
「ぼくも混ぜて」
とばかりにクラクションを流しながら走り込んだ良い子も、仕方がない。
良い子が混ざったことで、鬼ごっこは一気に活気づいた。
そして、良い子はすばしっこくて、なかなか捕まらなかった。
だから、ぼくが遅刻しそうなのも、仕方のないことかも知れない。
(すばしこい良い子市バス)
すばしこいよいこしばす
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回文妖術師・ビキラの冒険ファンタジー、
「魔人ビキラ」を同サイトにて、連載中。
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第二十八話「農婦の、おタネさん(後)」を、本日投稿しました。
第二十九話は、明日、22日(日曜日)のお昼頃、投稿予定。




