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回文童話「某市の策略杯」

某市で、

「異端児杯」なるものが、開催されることになった。


続々と立候補してくる市内の異端児たち。


「虫も殺さぬ殺人鬼」

「盗撮癖のあるレントゲン技師」

(おの)れ良ければすべて良しとする賢者」

「泥棒の家にしか盗みに入らない空き巣狙い」

「野良人を拾うのが好きな飼い猫」

「美人を見たら、すれ違いざま屁をカマす勇気を持つ者」

等々………。


しかし、

「ナニモノも持たない我々への当て付けかっ?!」

「持たざる者の怒りを知れ!」


残念なことに、没個性保護団体「なんもない団」の猛反対によって、大会は中止になってしまった。


だが、多くの犯罪者が逮捕されたのは、喜ばしいことであったかも知れない。



(大反対の異端杯だ)

だいはんたいのいたんはいだ

 

同サイトにて、

回文妖術師・ビキラの冒険ファンタジー、

「魔人ビキラ」を連載中です。

よかったら、覗いてみて下さい。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 異端児杯も没個性保護団体も現実にあったらヤバそうですw とんでもない個性なら無い方がマシな気がしてしまいます
[良い点] 異端というか、犯罪者祭りというか。笑 野良猫には拾われたいような‥でも、ロクなご飯が出無さそうです。
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