回文童話「山の怪獣」
「のほほん」は、カブリの多い言葉でした。
ウカツでした。
「のほほん」の皆さん、申し訳ありません。
タイトルを変えようとしたのですが、出来ませんでしたので、このままのタイトルで続けます。
仲良し登山グループが、山で怪獣に出会った。
全身を真っ赤な剛毛に覆われ、象のように巨大な二足歩行の怪獣だった。
「荷物を捨てて逃げろ!」
リーダーの鈴木がさけんだ。
背負っていたリュックを投げ捨て、一目散に山を下る登山グループ。
(リュックの中にはチョコレートや乾パンなど、食べ物がある)
(それらを食べている間に、逃げ切れるはずだ!)
鈴木はそう考えていた。
「駄目だ。リュックごと食べながら追ってくるぞ!」
サブリーダーの佐藤が悲鳴まじりに叫んだ。
「くそっ、熊じゃないからなあ」
と、リーダーの鈴木。
「ヨダレをだらだら流してやがる」
と、田中。
「あの怪獣、ぼくたちを食べる気なんだ。いやだ、食べられるのは嫌だよう」
石井が走りながら泣き出した。
「仕方がない。誰かをひとり、人身御供に立てよう!」
リーダーの鈴木が、意を決して言った。
その言葉に、
「グッドアイデア!」
という目で、全員が石井を見た。
(石井、美味しい)
いしいおいしい
全世界の石井さん、ごめんなさい。
他意はないんです。
ただ、アイデアがちょっと浮かんだだけなんです。
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