東方物天秤 第3章 2話 謎のマシン
この二週間で、二つ少し大きな事があった。それは、アノCDラジカセは繋来氏の能力でエネルギーを送ることを可能にする事と、それに必要な妖気変換機がついに届いた事だ。
繋来氏に手伝ってくれそうな人を呼び寄せているから、自分だけとても苦労なんてことは無いだろう。
後、繋来氏の物は後二週間もあれば治せそうだ。
商益の小屋
商益「よく解らない物は専門の人に頼むのが一番だ!」
風渡「テなワケで、得意そうな人を連れてきたで」
霖之助「珍しい物が見られると聞いて来たぞ」
商益「おお、来てくれたか」
にとり「私も来たぞ!」
商益「河城氏も来てくれたか」
魔理沙「よう!」
商益「よう!」
風渡「これで全員やで」
商益「では、準備をするから少し待っていてくれ」
・・・
商益「これで準備完了だ。能力を使って変換器をマシンに繋いでくれ」
風渡「いよっし、やったるわ!」
‥ ‥
風渡「繋いだで!次は儲平はんが変換機に妖気を送る番や」
商益「よし」
スゥゥゥゥゥゥ
商益「ハッ!」
…キィィィィィイイイイイ!
全員「動いた!」
キイイイイィィィィィィィィィィィィ
商益「ん?止まって‥はいないな」
霖之助「だが、勢いは少なくなったぞ」
カコン
商益「うおっ、テープ差し込み口が開いた」
商益「…あ」
風渡「何か心当たりあるんかいな」
商益「繋来氏、自分の机の引き出しからカセットテープを一つ取って来てくれないか?右の一番上の引き出しだ」
・・
風渡「持ってきたで」
商益「よし、これを差し込んで…」
カチッ
商益「閉める!」
ウ…イ…ン ウ…イン ウイン ウィンウィンウィンウィン!
魔理沙「上手く行ったっぽいな!」
ガカンガコンガカンガコン
…パカッ ヒュッッ
風渡「何か出てきたで!」
商益「おっ …と。よし、キャッチ成功だ」
にとり「って、何だこれ?」
商益「確かそれは…」
霖之助「それは音叉だね」
商益「そう、それだ」
魔理沙「しかし、何で音叉が出てきたんだ?」
風渡「それ以前に何でラジカセから物が出てくるのかが分からんけどな」
商益「あ、カセットに書かれていた文字が消えている」
にとり「!、と言う事は…」
魔理沙「手短に言うと?」
商益「カセットを差し込んだら物が出てきた」
にとり「そして、使ったカセットは印字が消えていた」
商益&にとり「すなわち、このラジカセはカセットに物を収納することが出来る!」
商益「と言う事だ」
魔理沙「大体分かった」
風渡「てか、息ピッタやな」
霖之助「息がピッタリなのは置いておくとして、1つ気になったことがある」
商益「何だ?」
霖之助「他のカセットはあるのかい?」
商益「!、今すぐ持ってくる」
・・・
商益「持って来たぞ」
風渡「…あんさん、カセット何個あるんや?」
商益「軽く見積もって…30個だ」
風渡「えぇ…」
商益「まあ、何とかなるだろう」
商益「何がともあれ、やっていくぞ」
・・・(2時間後)
商益「ゼェ‥ハァ‥やっと終わった…」
風渡「30個じゃないやん…60個やん…」
魔理沙「こんなの聞いてないぜ…」
にとり「そんな事ぼやいているより、カセットから出てきた物を確認した方が良いんじゃないか?」
商益「…それもそうだな。よし、紙に記入する形で確認してみるか」
以下、リストにした物(箇条書き)少し長いので注意
ちなみに、ピクシブ版だと60個全部乗せ
解析必須
・音叉のようなもの
・なまくらな剣
・ボロボロのガントレット
・ジャム傷の銃
・空白の厚い本
宝物
・改造の種/分解機:アイテム
・改造の種/浄化機:アイテム
・改造の種/組立機:アイテム
・改造の種/合成機:アイテム
・改造の種/復元機:アイテム
・ジャンクリサイクラー:マシン
・アップグレーダー:マシン
・エネルギータンク/200:アイテム
秘宝
・無限学習記憶媒体:マシン
・無限学習記録媒体:アイテム
他、多くの素材
商益「こんな所だ」
風渡「ホンマに多いな」
商益「最早ガチャな位多い」
にとり「しかも、解析が要りそうな物も度々ある」
商益「こんなに多いと、一気に解析するとモチベーションが下がるから、ゆったりと解析して行くとしようと思う」
商益「時間も良いし、今日はここら辺で解散だ。今日は本当にありがたかった‼」
霖之助「これ位の事、寧ろこちらから来たい程だ」
商益「そう言ってくれるとありがたい」
商益「後、繋来氏、アレの修理はもう少しかかりそうだ。すまない」
風渡「大丈夫や大丈夫。何ならもう少しゆったりでもええ位や」
2020/7/27(日) 23:10
今日は、とんでもない量のアイテムが手に入った。それも60個。
リストにしたと言っても分からない物が多すぎるから、ちょっとずつ解析して行こうと思う。
平行して繋来氏の物も調べなければだが。