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東方物天秤  作者: 匿名S
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東方物天秤 第7章 1-2話 メカと草と楽器好きと…

遂に商益はんが気を失うとか言うシャレにならん事が起きてしもた。これじゃ商益はんが知っとる事をもう聞き出せへん、どうしたものやろか…

一応、数日の情報収集で未知の病気やと言うのは分かっとるけど、それ以外は全く持って分からへん。どうすればエエんやろか…

商益の小屋


風渡「戻って来たで」

永琳「早かったわね」

風渡「確かに三時間ちょいやからな。商益はんの調子はどうや?」

永琳「変わらず眠っているわ。でも、前に少し席を外した隙にこんな物が…」

風渡「何やそれ、クリスタル…にしては黒光りして不気味やな」

永琳「ええ」

風渡「本当に席を外した間に出て来た物なんやな?」

永琳「しっかり周りは見ていたから本当よ」

風渡「そしたら結構な手掛かりや。またボヤ―はんのとこに行くから、商益はんをしっかり見といて欲しいで」

永琳「分かったわ」

・・・

資料室


風渡「来たで」

ボヤ―「早かったナ」

風渡「えーと、10分位?」

ガナット「その位です」

ノアテル「これだけハヤいというコトはナニかシュウカクがあったんですね」

風渡「これを見てくれや」

ガナット「それは…クリスタルですかね?」

風渡「そうや。何でも、知らない内にこれがあったらしい」

ボヤ―「重要な手掛かりになりそうだナ」

ガナット「あ、三人で話し合って決めた事があるのですが…」

ノアテル「このフネではジョウホウシュウシュウがコンナンとハンダンしたのでセイノウのいいボカンにイくことにしました」

風渡「…母艦があるんか!?」

ボヤ―「言ってしまえばこの船は母艦の端っこ部分なんだナ」

ガナット「母艦の方が電子書籍化も進んでいますし、何より、解析が出来る機械があります」

風渡「ほーん、そんなら直ぐにでも出発した方がエエな」

ガナット「ここからは結構遠くなので、大体1時間位です」

ボヤ―「確か、一年位母艦に繋いでなかったはずだナ」

・・・

風渡「思ったんやけど、母艦ってどの位デカいんや?」

ガナット「この船…と言っても繋来さんはこの船全体を見ていないので分からないと思いますが、母艦はこの船の何十倍もの大きさを誇ります。通行可能箇所を全部含めたら大体…一つの州位はありますね」

風渡「でっか」

ボヤ―「ま、流石に一州も移動するのはムチャがすぎるからワープは至る所に張り巡らせているけどナ」

・・・

風渡「…一つ聞いてもエエか?」

ガナット「何ですかね?」

風渡「前にここに来た時に敵意向けられたけど、どうすれば敵意向けられなかったんや?」

ボヤ―「正門を通れば良かったんだナ。もっとも、繋来は不可能だったけどナ」

風渡「えぇ… じゃあ、俺が通った入り口は誰の入り口なんや?」

ボヤ―「あれはアタシのだナ。よくあるフックショットとか使って昇るんだナ」

風渡「はえ~」

・・・

 キィィィィィィィ…


ボヤ―「よし、着いたんだナ」

ガナット「ここからならワープも起動できます。早速行きましょう」

・・・

資料室


風渡「ほんなら、情報収集していく訳やけども、絞り込みはどうやるんや?」

ガナット「えっと、確かここら辺に…あ、ありました。ここにクリスタルを置いてください」

風渡「ほいな」

ガナット「置きましたね。ではペイリ、いつものをお願いします」

ボヤー「OK.」

ボヤ―「………38,4C,3F」

ガナット「ありがとうございます」

風渡「何やそれ!?」

ガナット「ペイリの出来る特技です」

ボヤ―「詳細はまた別の時にナ」

風渡「分かったわ。で、肝心のデータは?」

ガナット「えーと、…エネルギー過多についての資料ですね」

風渡「何でその資料が?」

ボヤ―「恐らく、そのスイショウは高エネルギーを出していて、それに反応したんだと思うナ」

ガナット「儲平さん、エネルギー過多…もしや」

風渡「何か知っているんか!?」

ガナット「古い文献なので電子化はされていませんが…少しそれに関連した情報を見た覚えがあります。ですけど、探すのにも時間がかかりますので二日三日待ってください」

日記は書かれていない…

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