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Specially Crime  作者: 白黒
始まりの戦い
4/8

三話

戦闘終了です。

「グッッッ!」


痛みに思わず顔をしかめる。


「クソ!あいつは!?」


男を追おうと立ち上がった瞬間。


「ヒロト?」


そこにはダイチ、アキなどの高校の生徒たちがいた。


「お前、特殊捜査員だったのか?」


ダイチが驚いた顔で言う。


「そんなことより早く逃げ、、、」


「もう遅え!!」


後ろには火球を作り出した男が立っていた。


「クソッ!俺が時間を稼ぐ!お前らはにげろ!」


そう言ってヒロトはナイフを両手にもち、男に向かい合う。


「時間稼ぎだあ?やれるもんなららってみろ!!!」


男は火球を次々に作り出し、ヒロトではなく、生徒たちに向かって投げる。


「クソがぁ!!」


ヒロトは大量のナイフを作り出し、火球の威力を相殺して行く。


(クソッ!このままだと負ける、、、どうする!?)


(こうなったら一か八か!)


ヒロトは生徒たちに向かって叫んだ。


「おい!この中に防御系の能力を持ってるやつはいるか?」


少しの間を開けて一人の女が手をあげた


「私、氷で壁、作れるけど、、、」


意外にも手をあげた女はアキだった。


「頼む!1分、いや、30秒あの男の攻撃を耐えてくれ!そうすればあいつに何とか攻撃が出来る!」


「、、、分かった!やってみる!」


「頼んだぞ!」


アキが氷の壁を作り出したのを確認して、ヒロトは火球に向かってナイフを投げるのをやめる。


「何だ?もう諦めたか?」


男が叫ぶ。


「いや、これで俺はお前を心置きなく攻撃出来る!覚悟しろ!!!」


「いいぜぇ!来いよ!!」


男も火球の一部をヒロトに投げてくる。だが、アキが作り出した氷の壁にも投げているため、以前よりかわしやすい。だんだん距離を詰めて行き、ついに男のほぼ目の前まで来た。


「これで、、、終わりだ!!」


ヒロトは力を込めて男の腹に拳を叩き込んだ。


「グハッ!」


ヒロトの拳が男の腹にめり込み、男が倒れ込む。


いつの間にか消えていた氷の壁の後ろから、生徒たちの歓声が起こった。


読んでくれて、ありがとうございました!

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