二話
戦闘開始です。
上手く書けただろうか、、、。
「何だ?」
ダイチが驚いた声で言う。
「まさか、、、特殊犯罪!?」
アキがつぶやく。
ヒロトは音がした方向に走り出した。
「おいヒロト!何してる!」
ダイチが呼び止める。
「お前らは逃げろ!俺は後から合流する!」
ヒロトはそう言ってまた走り出した。
「おい何してる!早く逃げろまだ特殊捜査が来ていないんだぞ!」
男性教師に呼び止められる。
「すみませんね!遅くて!」
そう言って教師に捜査員の証明書を投げる。
教師は驚いたが、すぐにヒロトに現状を報告した。
「特殊犯罪者は学校の入口の監視カメラに映った途端に火の玉のようなものを投げてきたんだ。幸いまだ死者は出ていない。だがあちこちに怪我人がいるそうだ。途中で見つけたら、校庭にくる様に言ってくれ。よろしく頼む。」
そう言って教師は逃げて行った。
「クソッ昨日の今日でこれかよ!!まだ高校始まったばっかなのにもう捜査員だってことバレちまった、まだダイチとアキにもいってねえのに!」
怪我人に顔を見られない様に隠し、避難させて行く。途中で足が折れてしまったのか、動けない生徒がいたので、他の怪我人に運ぶ様に頼み、学校の入口に走った。学校の入口の近くにくると、20代ぐらいの男性が手のひらに火球を作り出し、校舎に向かって投げ続けていた。
「オラオラ!!特殊捜査員とかいうのはまだかよ!早くしねーと死者がでちまうぜ!昨日みたいになぁ!」
どうやら昨日の◯高校での事件の犯人のようだ。
「チッ!厄介な相手だ」
そう言ってヒロトは近くにあった金属の破片を握りしめた。
ヒロトの能力は、対象の物質の形を変えて、武器などを作り出すことが出来る能力だ。だが、能力を使える物質の量などはきまっていて、あまり大きなものは変えられない。
手にとった金属をナイフの形に変え、今だに火球を打ち続ける男性と向かい合う。
「お前がここの特殊捜査員か?昨日みたいに雑魚じゃ無いといいがなぁ!?」
そう言って学校に投げていた火球をヒロトに向かって投げてくる。
迫り来る火球を的確にかわし、だんだんと相手との距離を詰める。
「いける!」
ヒロトは目の前まで来た男にナイフで斬りつけた。
「ッッッ!」
男は、多少驚きはしたものの、すぐに身を翻して、ヒロトのナイフをかわした。
「ヘッ!ちょっとはやるじゃねーか。なら!」
男は一度に大量の火球を作り出し、ヒロトに向かって投げてきた。はじめの方はかわしていたヒロトもだんだんと体に火球がかするようになってきた。
「ハア、、、ハア」
所々制服が破れ、息が上がっている。
「何だ?もう終わりか?」
「クソ!」
ヒロトが叫んだその時、ヒロトの体に火球が直撃し、ヒロトの体が吹っ飛んだ。
次回戦闘終了です。
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