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恋愛たましい、尽きる事無し。

作者: 秋葉竹

やあ!

月極れんあいクラブへようこそ。


あーらら、

恋愛暴風雨に酔わされて

切り取られた蒼い空みうしなう?


リアルで失った 見えていた空。


かならずいつかはいいことありますって

見上げたら

夜は紫、

桜ふる街、

ほう木星、

なにに祈れば良かったのかしら?


あーらら、

恋は思春期、

初めてのやつっていっちゃうの?


はまのまさごはつきてもね

れんあいだましい つきることなし


同じ空、

二度と見れない美しい刹那。


恋の神様も笑っているよ、

きこえるほんとうのさよなら

あなたは寂しいだけだよ。


鈍行列車に揺られて、うとうと

柑橘系の爽やかな香りに目を覚ますと、

いつのまに買ったのか、あなたが、

となりの席で食べてる冷凍みかんが欲しくなる。


あたし、寂しいだけかな?


あーらら、

なつかしい街の色に酔わされて

嫌なこと忘れるくらい酔っぱらってしまうのね?


誰もみたことのない

『美しい神様のほほえみ』

罪も罰もない時間、

夕日でまっかにそまった頰、

ふくれっつらで かわいいね。


(あたしもかわいかったらよかったのに………)


こだわりのない世界のさいはて、

流氷の泣く街。


ようやく気がついたしあわせ、

ここの朝日が一番清潔かしら?


ねえ 月極れんあいクラブへ御入会?


純はどこへ行った?

何年捜し続けただろう?

出会いが奇跡であったので

二度目の奇跡はないのだろうか?


いいえ、だから、

奇跡を売るのがうちら、

月極れんあいクラブのメンバーだよ、

────いかが?



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