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第1話:平成のシャーロック ホームズ誕生

俺は、太陽の光が眩しくて目を覚ました。時刻は、朝の6時15分だった。普段より早く、起きてしまった。

俺は、目を擦りながらベットから這い出て、顔を洗った。目が覚めた所で、大学に行く準備を始めた。準備を始めようとしたが、ある事に気付いた。

「そっか・・・今日は、日曜日で大学は、休みなんだ。早く起きて損した。」

大学に行く準備を止めて、俺は家の近くにある喫茶店に、足を運んだ。その喫茶店は、かなり広くて、料理の味も、決して悪くはない。家から近い事もあってか俺の行き付けの店になっていた。

客も結構入っていて、繁盛しているみたいだ。殆どが、男の客なのだが・・・その客の狙いは、つい最近、この喫茶店で働きだした女の子のようだ。

意外に、人気がある。俺は、店員に席を案内してもらい、コーヒーを注文した。

1分と掛からない内に、コーヒーが運ばれてきた。コーヒーを運んできたのは、人気のある店員だった。

「最近、よく来てくれますね。」店員は笑顔で、話しかけてきた。

「家が、近いからね。」

俺も、笑顔でそう答えた。

見た所、歳は同い年位に見えた。楽しい一時が過ぎ去っていく。この時俺は、まだ身近で事件が起きるという事は考えもしなかった。そして、その事件を自らの力で解決するという事も・・・。平日の午後、大学が終わり、行き付けの喫茶店に足を運んだ。俺は席に着き、コーヒーを注文した。その時、喫茶店にあるテレビのニュースが、目に飛び込んできた。

そのニュースとは、一人の女の子が誘拐されたと言うものだった。なんと、その女の子はここで働いている『鳴瀬美紀』だった。

ニュースには、まだ続きがある。犯人は、【美紀】を誘拐して、身代金 1億円を要求していると言う。俺は、急いで彼女の住所を調べ、彼女の家に向かった。彼女の家に着き、チャイムを鳴らした。何回か鳴らしていると、家の住人が出てきた。

家を出てきた人を見て、俺は驚いた。なんと、家から出てきたのは、誘拐された張本人だった。彼女も驚いたらしく、目を丸くしている。

「どうしたの?」

「いや・・・どうしたのって言うか・・・」俺は、言葉に詰まる。

「君は、大丈夫なのか?」

「何が?」 「いや・・・何がじゃなくて・・・。」

「・・・?」

「今ニュースで、君が誘拐されたって」

「へ・・・!?」

「だって・・・私ここに居るよ?」彼女は、困惑気味だった。勿論俺自身も困惑していた。さっきまで、誘拐されたとされる張本人が、俺の目の前に立っているのだから・・・。俺は彼女の家に上がり、彼女と二人で頭を捻らし、考えた。・・・・が、中々解らない。

何故、彼女が誘拐された事になっているのか。二人が考えを巡らせてる時に、一本の電話が掛かってきた。緊張が走る・・・。彼女に、出るように促した。彼女が、腰を上げ受話器に手を伸ばし、電話に出た。

「もしもし・・・?」彼女が電話に出た瞬間、彼女はホッとしたような表情になった。

電話が終わり、彼女はまたソファーに腰を下ろした。

「誰から?」俺は彼女に、聞いた。

「私の友達のお母さん」彼女は、答えた。電話の内容は、彼女の友達が帰ってきていないが、何処に居るか知らないか?と言うものだった。

彼女は友達に、電話を掛けてみた。一向に繋がらない。終いには、留守電になってしまった。彼女は、段々不安になってきているみたいだ。

彼女が誘拐されたニュースと、友達の行方と、何か関係があるのか・・・?俺は彼女に聞いてみた。

「最近、【美紀】の周りで何か起こらなかったか?」

彼女は腕組をしながら、何やら考えているようだ。彼女が、何やら思い出したように『あっ』と言った。

「何か思い出した?」 「うん。昨日なんだけど、私の家に電話が掛かってきて、一億円用意しろって。用意出来なかったら、娘の命は無いって。」成る程。俺は、口を開いた。

「恐らく友達は、【美紀】に間違えられて、誘拐されたんだ。」

「えっ!?」彼女は、驚いた表情をした。

「恐らくはな」もう一度、呟いた。

「でも、どうして私と間違えて誘拐されるの?」

「多分それは、友達が君の家に居たからだろう。だから、犯人が君と 友達を勘違いして、誘拐してしまった。」「じゃあ私の家に掛かってきた電話は・・・?」

「君を誘拐したと勘違いしていたから、君の家に身代金を要求する電話が、掛かってきたんだろう。」

「・・・私に勘違いされて誘拐されたんだ・・・」彼女はその話を聞いて、落ち込んでしまった。

「大丈夫だって。俺が絶対に、見つけ出すからさ。」俺は、彼女を励ますようにそう言った。

「ホント!?」彼女は、期待するような眼差しで俺を見つめてきた。

「お、おう」曖昧な返事をしてしまった。

「ありがと、私も出来る限り協力するね。」それだけ言うと、満面の笑みを溢した。

『安請け合いをしてしまった』と俺は、その時思った。解決出来ればいいが・・・。彼女の友人が誘拐されてから、1日が経った。今の所、有力な手掛かりは掴めていなかった。事件も難航している・・・。今日も【美紀】と二人で、事件を解決させようと、捜査を始めた。色々と、聞き込みをする内に有力な手掛かりを入手した。

それは、女の子を連れ去っていく人物を目撃したと言う事だった。そこで俺は、ある事を思い出した。

「あっ、そういえば」

「何?」 「俺の知り合いに、刑事がいる事すっかり忘れてた」

「へ? 警察に行って何するの?」

「情報を聞き出すのさ。」そう言って二人は、警察署に出向いた。

「よっ、オッサン、久しぶり」

「何だ、【真治】か。ってかその呼び方はやめろよ。こう見えても俺はまだ、二十八だぜ。」

「俺から見ればオッサンだよ」と言って俺は、笑った。

そのやり取りを見ていた【美紀】はキョトンとしている。

紹介を忘れていた・・・。

「紹介するよ。この人は、俺の親戚で鬼警官と呼ばれている 袴田勇治さん・・・別名、オッサンな」俺はそう言うとまた、笑った。【美紀】は頭を下げて 「初めまして」と短く答えた。「何だ、可愛い彼女を連れてきて、自慢か?」茶化すように、オッサンが言ってきた。

「彼女じゃねぇ〜よ」そういうやり取りを見ていた【美紀】は俺を突っついた。『そっか・・・本題を、忘れる所だった。』

俺はオッサンに誘拐事件の事について、簡単に説明した。すると、オッサンは驚いたように口を開けっぱなしにしていた。

「情報が欲しいんだけど、何か解った?」説明を終えた俺は、口を開いてそう言った。「情報と言われてもな〜」腕組みをしながら考えている様子だ。オッサンが考えていると、携帯が、鳴り出した。【美紀】の携帯だった。彼女は、携帯に出て、何やら話している。電話が終わったのか、携帯を切り、俺の方を向いてきた。

「誰から?」 「家のお母さんから・・・」 「何だって?」

「友達を誘拐した犯人から電話があって、早くお金を、用意しろって・・・用意出来なければ、命は無いって・・・」それだけ言うと、【美紀】は崩れてしまった。今にも泣きそうだ。

一刻も早く、【美紀】の友人を助けなければ、ホントに、殺されてしまう。取り敢えず、俺はもう一度、考えを巡らせて、考えてみた。すると、ある事に気が付いた。

『何故、犯人は誘拐した人物が、別人だと気付かないんだ?あれから、一日は経っている。それにもかかわらず、何故未だに身代金の要求をしてくる?』『犯人が解っていないのも、事実・・・だが、解るのも時間の問題か。』そう言えば、誘拐された当日、【美紀】の友人は彼女の家の前に居たと言っていた。すると、【美紀】と何か約束でもしていたのか?そう疑問に思った俺は、【美紀】に聞いてみた。すると彼女は、こう答えた。

「その日は、二人で遊ぶ約束をしてたけど・・・」

「他には何か、言ってなかったか?」 彼女は少し考えていたが、何かを思い出したかのように口を開いて答えた。「新しく彼氏が出来たから、紹介するって・・・」やはり、手掛かりはゼロか・・・。

途方に暮れてしまった。取り敢えず日も暮れているので、彼女を家まで送っていき、俺も帰る事にした。誘拐事件が起きてから、数日が経った。事件の進展は全く見せない。それどころか有力な手がかりも掴めないまま、時間だけが過ぎていく。

『このままじゃ、彼女の命が、危ない。』そう思った俺は、もう一度、事件を整理し始めた。

「事件当日、彼女は、【美紀】の家の前に居た。その時刻は、休日の午後だそうだ。【美紀】の家の前に居たのは、遊ぶ約束をしていたから・・・」「そこで彼女は、誘拐された。だが、いくら女の子でも、抵抗位はするはずだ・・・」そこで、ある答えに行き着いた。

もしかしたら・・・。俺は急いで携帯を手にとり、【美紀】のダイヤルをプッシュした。三コール目で、彼女は電話に出た。

「もしもし・・・」どこか不安げな声だった。

「もしもし、俺だけど・・・今大丈夫?」

「うん、大丈夫」 「誘拐された当日、【美紀】の友人が、彼氏を紹介するって約束してたんだよな?」

「うん、そうだけど・・・」

「その彼氏の名前分かるか?」

「うん・・確か、菅沼洋平っていう名前だったけど」

「菅沼洋平か。分かった、サンキューな」そう言うと俺は、電話を切ろうとした。

「待って」電話を切ろうとした俺に、【美紀】は急いで呼び止めた。

「何?」俺は短くそう、答えた。

「何か解ったの?」

「解ったような、解らないような・・・まだ確信が持てないんだ。」俺は、曖昧な返答をした。彼女は、短く

「そっか」とだけ答えた。電話は切れた。次に俺は、オッサンの所に電話を掛けた。ある人物について、調べて欲しい事があるからだ。

そう。菅沼洋平に関しての事だ。俺は、オッサンに電話した。オッサンは一コール目で電話に出た。「電話に出るの、早いなぁ〜。警察は、そんなに暇なんすか?」

「バカヤロー、こっちはそんなに暇じゃないんだよ」

「電話で大声出さなくても、聞こえてるよ。相変わらずだな、オッサンは」

「で、用件はなんだ?世間話する為に、わざわざ掛けてきた訳じゃないんだろ?」

また、本題を忘れる所だった。

「オッサンに聞きたい事があるんだけど」 「何だ?」

「菅沼洋平って奴の事調べて欲しいんだけど、出来る?」「菅沼洋平〜?何処かで聞いた事のある名前だな。」

「調べられるか?」

「俺を、誰だと思っていやがる。鬼警官だぞ。その位楽勝だ。」

「じゃあ、宜しく」そう言うと俺は、電話を切った。一時間後、オッサンから、電話が掛かってきた。俺は直ぐに、電話に出た。

「何か、解った?」

「いきなり、その出方は無いだろ。躾がなってないな」

「余計な事はどうでもいい。で、何か解った?」

「おう」と一言言ってから、息を大きく吐いてから、次の言葉を口にした。

「菅沼洋平って奴の事についてだったな」 俺は短く

「あぁ」とだけ答えた。

「その菅沼な・・・前科があるぞ」 「前科?」

「あぁ、そうだ」 「前科って何したの?」

「詐欺だよ」 「詐欺?」

「そうだ。誘拐と偽って金を踏んだ来る詐欺だ。でも何で、そんな事が知りたいんだ? 今回の事件とは、関係ないだろ」

「それが、関係あるんだよ。取り敢えず今から、迎えに来てくれない?」

「どうして、俺が迎えに行かなくちゃならないんだ」

「事件を解決する為にだよ」

俺はそう言って、不適な笑みを溢した。勿論、携帯越しだからオッサンには、分からないと思うけど・・・。俺は今、車の中に居る。約束通り、オッサンは俺を迎えに来てくれたのだ。

「で、お前さんみたいな素人がどうやって事件を、解決するんだ?」オッサンは口を尖らせてそう言った。

「心配しなくても直に事件は、解決するよ。現に、謎は既に解いているから、後は犯人を問い詰めて、白状させるだけさ」オッサンは驚いたように、

「何?」と言ってこっちを向いた。車が蛇行しながら道を、進んで行く。

「危ないから、前を向いて運転しろよな」注意したが、本人は聞く耳持たずで、更に口調を荒げて問い詰めてきた。

「何か分かったってのか?」

俺は、

「あぁ」とだけ答えた。そうこうしている内に、目的の場所に着いた。緊張した空気が、流れる。重い口を開いて、オッサンが聞いてきた。

「なぁ、事件の謎を解いたのか?」

「さっきも言ったろ。事件の謎は解いたって。ヒントは電話で、オッサンが口にしてるよ」そう言うと、俺はうっすら笑った。

「あの女の子には、言わなくていいのか?」

「あの女の子?あぁ、【美紀】の事か。」

「そうだよ。あの子、そうとう友達の事心配してたじゃないか」 「あの子にはまだ、言わないよ。今、真相を知ってしまったら、ショックが大きいだろうから・・・折りを見て、俺から話すよ。」

「そうか・・・」オッサンは、それだけ口にして、黙ってしまった。俺たちが今、いる場所は、古びたアパートだ。そのアパートに、目当ての人間がいる。

アパートを見ている時に、人影が二人出てきた。

俺が探していた人たちだ。俺は、意を決して車の外に出た。

それに続いて、オッサンも出てきた。二人揃って出てきたので、二人は驚いたように、俺たちを見てきた。

先に俺が口を開いた。

「菅沼洋平さんですね?」

「そうだけど?」菅沼はそれだけ答えた。俺は、続けて言った。

「最近起きた誘拐事件、知ってますよね?」明らかに二人とも、動揺している。

「知ってるけど・・・」菅沼はまた短く、それだけ答えた。一緒に居た女の子は、動揺しているせいか、こちらを見ようとはしない。

「貴方、前科があるんですよね?」

「な、何が言いたいんだよ?」

「この間起きた誘拐事件、誘拐されたのは【美紀】って子じゃなく、その友人なんです。」

「それがどうしたって言うんだよ?」 「妙だと思いませんか?」 「何が?」

「その誘拐された女の子、貴方の隣に居る人なんです」何かを言いたそうだったが、それは許さなかった。

「何故、今誘拐されている人がこの場所にいるのか、説明してもらいましょうか」

「何を言ってんだ?コイツは、俺の彼女だ。誘拐される訳がないだろ。人違いしてんじゃねぇ〜の?」

「人違いか・・・そんなハズないですよ。彼女の写真、見せてもらいました。右目の下に、ホクロがある。貴方の隣に居る彼女も、ホクロがありますよね?右目に・・・」 「くっ!!」菅沼は、言葉に詰まったようだ。

俺は、自分が推理したように、真相を他の人にも話した。

「貴方は、前にも犯罪を犯している。それは、誘拐に見せかけた詐欺事件。」菅沼の顔が、青ざめていくのが俺にも分かる。俺は、続けて言った。

「今回も、その事件同様、誘拐を偽っての詐欺事件。だけど、失敗したみたいですね。」

「じゃあ、以前の事件では、成功したから、今回もやろうとした訳か」

「そういう事。でも、そう簡単にはいかなかった。彼女の両親が、不審に思って【美紀】に、電話してたんですよ。だから、身代金の要求をしてきても、全く聞かなかった。」

菅沼は既に、フラフラの状態だった。俺は、菅沼の横に居る彼女の方を向いて、聞いた。

「あんたは、何故友人を騙す?【美紀】はあんたの事が心配だったんだぞ。何故、そんな友人の事平気で、騙せる?」

彼女は、重い口を開いて一言呟くようにして、言った。

「お金が、欲しかったから・・・既に彼女は、瞳に涙を溜めていた。白状したも当然だ。

「最低だな」オッサンは、そう吐き捨てた。菅沼が、不意に聞いてきた。

「何故、俺達が、犯人だと解った?」

俺は、大きく息を吸い、そして吐き出した。

「簡単な事さ。誘拐された当日、彼女は、【美紀】と遊ぶ約束をしていた。そこで、誘拐事件に巻き込まれた。」俺はそこで一息置きまた喋りだした。

「俺たちも最初は、そう思っていた。だが、実際は違った。そもそも、誘拐されたら、声を上げて、抵抗するハズだ。女の子であったとしてもな・・・・。それに、誘拐された当日、彼女は、【美紀】に彼氏を紹介すると言っていた。それで、解ったんだよ。あんたらが共謀して、犯行に及んだって事がな。」

「そっか・・・」菅沼はそれだけ言うと、俯いてしまった。オッサンは、『行くぞ』とだけ言い二人を車に乗せて、車は走り出した。事件が解決した翌日、俺は【美紀】を近くの公園に、呼び出した。今日は、昨日と違い、澄みきった青空が、広がっていた。公園の入り口から、こっちに向かって歩いてくる人影が、見えた。【美紀】だ。 彼女は、俺の前で立ち止まった。

「よっ、大丈夫か?顔色悪いみたいだけど・・・」

「事件の真相だよね・・・?」彼女は俺の問いには答えず、そう聞いてきた。全てお見通しのようだ。 「誰から聞いた?」

「藤森君の親戚の刑事さんから・・・」 「あのオッサンは余計な事を」 「事件解決したんだよね?」 「あぁ、二人で今回の事件を考えてたようだ。」

「そっか・・・」また元気がなくなってしまった。俺は彼女を励まそうとしたが、良い言葉が見付からず、あたふたしてしまった。不意に彼女が、顔を上げて無理に笑顔を作り、『大丈夫』とだけ言った。

それを見た俺は、無言で彼女を抱き締めた。その瞬間、彼女は溜まっていた物を一気に溢れ出したのか、俺の胸の中で泣いた。彼女は、泣き止んで俺の方を向いた。

「もう、大丈夫だから」今度は、ちゃんとした笑顔だった。

彼女は、俺に丁寧に頭を下げてお礼を言い、また走り出した。かくして、俺が最初に体験した事件は、無事解決し一件落着という形で、幕を閉じた。

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