45 贖罪《しょくざい》
この世に一体どれだけの猫が存在しているのだろうか。
その中でもトラ猫となると、かなり数が絞られると思うが、それでも途方もない数に達する筈だ。
今や四カ国、いやウエルーズ王国も含めると五カ国でサバトラ猫の存在が忌避されている。
忌避されるだけなら、色々と問題は残るものの、まだマシだと言えるだろう。
それが虐待や虐殺にまで発展するとなると、流石に黙ってはいられない。
「幾らなんでも酷すぎるわ。猫を殺すなんて、そんな事をする奴が死ねばいいのよ」
マルラが目撃した出来事に対して怨嗟の声を吐き捨てる。
まあ、それは言い過ぎだとはいえ、俺もそれに近い感想を抱いたのは否めない。
俺達はアーニャに頼まれ、トール王国とカルミナ王国の戦争回避のために、このカルミナ王国へと遣って来たのだが、彼の国の一番南西にある小さな街を訪れた途端、とある事件と遭遇してしまった。
それはトラ猫を抹殺するという悪行であり、ルーラルが再潜入して聞いた話では、その行動はニルカルア教から発行された御触れが発端らしい。
「とんでもない邪教なの」
怒りを露わにしたミララが憤慨しているが、その度にメイスを振り回すのは止めて欲しい。危なくて仕方ないのだ。
「それもミユキの所為だなんて、絶対に許せないのです」
木の杖をギシギシと握り締めながら憤慨するレストなのだが......
全ての原因はお前の身の内に巣くうガストだからな!
レストの態度と物言いに、若干の、いや、大きな反論を抱いていると、今度はルーラルが問い掛けてきた。
「それで、如何しますか? 主様」
如何しますかって、そんなものは決まっている。
トラ猫達を救うのだよ。それが、俺に出来るせめてもの贖罪なんだよ。
元々の御触れは『サバトラ猫を始末しろ。それは悪魔の生まれ変わりなり』という内容だったようだが、いつの間にかトラ猫を始末しろと歪曲されて伝わったようで、サバトラ猫に限らず、全てのトラ猫が駆除対象となっているみたいだ。
ぬぬぬ、その行いは悪の所業以外の何ものでもないぞ。
「全てのトラ猫を救うニャ」
俺が燃え上がる使命感に任せて宣言する。
しかし、仲間の返答は芳しくない。
「師匠、助けたいのはやまやまですが、数が......」
マルラが問題点の一つを口にした。
「凄い数なの。保護する先がないの」
ミララが問題点の二つ目を口にした。
「食料とか如何するのですか?」
レストが三つ目の問題点を上げた。
「私は賛成です」
今や俺の信徒とも言えるルーラルは、和やかな笑顔で応えてくる。
すると、三人娘から苦言が漏れてきた。
「ルーラルだけズルいわ」
「点数稼ぎなの」
「抜け駆けなのです」
どうやら、三人娘は有無も言わさず賛成してきたルーラルに嫉妬しているようだ。
というのも、現在の俺はルーラルの膝の上にいるからだ。
いや、それは如何でも良い。問題は幾つかの懸案事項をどう解決するかだが、それは俺に良い考えがあるのだ。
という訳で、カルミナ王国おける俺達の目的が増える事になった。
そう、トラ猫救出大作戦の始まりなのだ。
今後の方針を決めた俺達は、猫狩りを行う街から少し離れた場所に転移ポイントを設置して、一旦アルルの屋敷へと戻った。
「ん? ご主人様、如何なさったのでしょうか。確か暫く戻らないと言われていたかと思いますが」
屋敷に戻ると、出迎えてくれた執事が訝し気に聞いてくる。
「いえ、直ぐに目的地に戻ります」
それに答えたのはルーラルだ。
俺としてはアーニャの手先とは、なるべく距離を置きたい心境なのだよ。
というか、これでアーニャには一旦戻った事がバレただろう。
まあいい。次の段取りだ。
このあと、様々な場所で、様々な準備を行い、ある場所へと移動した俺達は、下準備のための用意を済ませ、カルミナ王国の外れにある街へと戻って来た。
「師匠、これで準備万端ですね」
「後は虐殺を行う者を始末するだけなの」
「腕が鳴るのです」
マルラ、ミララ、レストの三人娘が、次々と意気込みを見せるが、ミララとレストは危険な臭いがする。
「こら、抹殺したら奴等と同じだニャ。街の人間にはなるべく被害を与えないようにするニャ。それと、レストは炎の魔法を使う事を禁止するニャ」
「了解です」
「ぬぐぐぐ」
「そんな~~~~」
マルラは素直に頷いてきたのだが、破壊衝動の強いミララとレストが不満を露わにしている。
「ルーラル、きちんと見張っておいてくれニャ」
「畏まりました。主様もお気を付けてください」
「問題ないニャ」
俺は四人の仲間と別れ、一匹で街中へと進む。
といっても、道を通って街に入る訳では無い。
猫には猫の進むべき道があるのだ。
そんな事を考えながら、別行動の仲間の四人に視線を向けると、彼女達は人の通るべき道を歩き、街中へと進んだ所で早くも暴れ始めたようだった。
「程々で頼むニャ」
聞えぬとは思いつつも、そう言い残して、俺は壁を乗り越えて街へと侵入する。
暫くすると、トラ猫では無く、白、ブチ、三毛、黒、といった様々な猫が俺に注目してきた。
そう、それは何時もの熱い眼差しだ。
これについては多くの疑問がある。
例えば、盛りの時期でなくても、メス猫が発情して寄ってくるとかだ。
しかし、今回の作戦では役に立ちそうなので、敢えて言及するのはよそう。
『さあ、君達、僕と楽しい旅に出かけないかニャ?』
俺が念話で誘い文句を伝えると、メス猫達の瞳が輝く。いや、それだけでは無く、身体をくねらせる娘達もいる。
『ニャ~~ん、カッコイイ』
『いくニャ~~ん』
『何処にでも連れて行ってニャ~~~ん』
という訳で、メス猫達がゾロゾロと集まり始めた。
そこで、異次元ポケットならぬ亜空間収納から登場させたのは転移アイテム。
決してドア型でもないし、取り出す時に効果音が流れたりもしない。
そんな魔道具で、近寄る猫達を片っ端から転移させる。
向こうには、餌などを用意してあるので、不満を述べる猫達もそれ程いないだろう。
『ニャ~~~~~~ん』
『あれニャ~~~~~』
『ふんぎゃ~~~~~』
猫達は驚きの鳴き声を上げながら、次々と転移させられていく。
粗方、転移させ終わった処で、今度はオス猫に近付く。
すると、一匹の体格の良い猫が現れた。
『ワシの縄張りで何やってんニャ! ワシの女達を如何したニャ!』
『お前がこの辺りのボスかニャ?』
行き成りケンカ上等の猫が啖呵を切ってきたので、素性を確かめたのだが、その猫はそれに答える事無く、戦闘態勢に入った。
まあ、野良猫に素性も糞も無いけどな......
『フーーー! シャーーー! グニャん』
しかし、哀れにも俺の猫パンチの一撃で沈む。
一応、かなり手を抜いた猫パンチだったので、死んだりはしていない筈だ。
俺はダウン状態のボス猫に近寄ると、手抜き猫パンチで引っ繰り返った奴の状態を確かめる。
すると、その光景を見ていた周囲の猫達からヒソヒソと感情が届いてくる。
『ボスが遣られたニャ』
『あれ、強過ぎないかニャ』
『あれは勇者ニャ』
『いや、神ニャ』
勇者や神は御免こうむりたいのだが......
噂話をする猫達に視線を向けると、怯えた眼差しを俺に向けながら、尻尾を股の間に入れて様子を伺っている。
『お前等も楽園に行くかニャ?』
周囲の猫達にそういう誘い文句を伝えるが、全く反応がない。
まあ、どう考えても怪しいキャッチフレーズだもんな。その胡散臭さだけ取って見れば、ワンクリック詐欺といい勝負かもしれない。
仕方がないので、尻込みする猫達に脅しを掛かる事にした。
『メス猫はみんなそっちに行くニャ。この街からメス猫が一匹も居なくなるニャ』
脅しなのか誘いなのか解らないが、奴等の気を惹く事にしたのだが......
『オレ、行くニャ』
『僕も行くニャ』
『メスが居ないなんて考えられないニャ』
『直ぐに行くニャ』
メス猫という台詞は、恐ろしい程の効果を生んだ。
いや、その台詞で夥しい数の猫達が集まってきた。
という訳で、再び転移アイテムで猫達を次々とある場所へと送り出す。
周囲を見渡して、猫が居なくなった処で一息つく。
「これで、猫の楽園が出来るニャ」
誰にでも無くそう口にすると、俺は次の場所へと移動するのだった。
活気ある街の喧騒が聞えてくる。
屋根伝いに街をうろつく俺の耳には、時々、怒号や悲鳴、呻き声などが混ざって飛び込んでくる。
どうやら、この喧騒はまさに乱闘騒ぎの騒音だと言えるだろう。
屋根の裾から覗いてみると、四人の女性が男達をぶっ飛ばしている光景がだった。
「猫を虐待するなんて、許せないわ」
マルラは罵声を浴びせながら、男の持つ包丁を左手のマンゴーシュで躱すと、その顔にハリセンを叩き込む。
そう、レイピアで刺すと流石に大怪我をしてしまうので、彼女に例のハリセンを持たせているのだ。
「猫達では無く、あなた達が虐待されるべきなの」
甲冑を身に纏ったミララは、メイスを持たずに拳で殴り飛ばしているのだが、その拳も頑丈な篭手で覆われている所為で、かなりの被害が出ているようだ。
「みんな報いを受けるべきなのです。礫!」
怒りの形相を浮かべたレストが魔法を発動させると、何処からか湧いた石の礫が、襲い掛かって来る者達に降り注ぐ。
殺傷能力の高い魔法を使うなと言ってあるので、石の礫で叩きのめしているのだろう。
というか、その石が時々マルラやミララに当たっているような気がする。
「今日は、ごはん抜きよ! レスト!」
「あとでお仕置きするの」
フレンドリーファイアを喰らっているマルラとミララが、レストに罵声を浴びせている。
まあ、ミララは甲冑だし、マルラはシールドを掛けているだろうから、大した被害は無い筈だ。
ただ、一番の問題はルーラルだったという事実を今更ながらに思い知らされることになった。
「直ぐに猫の虐殺を止めなさい。さもないと、この街を滅ぼします」
おいおい、誰だ? ルーラルに火を点けたのは......マジでこの街が滅ぶぞ!?
周囲を見回すと、街の人間は既に猫を襲う処の話では無くなっている。
そう言う意味では、この四人組の戦闘は成果を上げていると言っても良いだろう。
そんな四人の作戦が問題無く進んでいる事を知り、彼女達から視線を逸らして街の全体を見渡す。
小さな街だけあって、俺の作業も七割くらいは完了している。
完遂まであと少しだ。
ただ、問題はこの先もこれを続けるのかということだ。
全てを救う事が出来ないのは、非常に残念ではあるが、仕方ない事だと思う。
だからと言って、見過ごせる事では無い。
極力、助ける方向で進めよう。助ける事が出来なかった猫達よ。本当に申し訳ない。
心中で、救えないであろう猫達に詫びながら、残りの三割を消化させる為に、俺は街の中を東奔西走する。
そうして、暫くすると、街中でトラ猫どころか、猫の子一匹見当たらない状態となった。
それを確かめて、俺は仲間の処へ戻ろうと思った時だ。
街のど真ん中で巨大な爆裂音と共に粉塵が上がり、地響きが伝わってきた。
「くそっ、レストの奴、遣りやがったニャ」
慌てて爆発現場に向かうと、そこは無残と言って差し支えない情景となっていた。
本来は大きな建物とそれを囲う柵があったのだろうが、今は見る影もない状態となっている。
てか、如何見ても廃墟だよな......
そんな場所で四人の仲間を探すべく視線を巡らせると、その瓦礫の片隅で戦っている仲間の姿があった。
しかし、俺が気になったのは彼女達の後ろにある物だ。
そう、彼女達の後ろには凡そ二百匹は居ようかという猫を閉じ込めた檻があった。
その中には、サバトラも居れば、キジトラの猫も居る。
何の為に集めたかは知らないが、恐らくこの猫達を生かして置く気は無いのだろう。
そんな状況を確認していると、ミララの声が耳に届いてきた。
「マルラ、猫達に癒しを与えるの」
「解ってるわ」
どうやら、檻の中にいる猫達は怪我を負っている猫が多く、マルラが必死で癒しの魔法を掛けようとしているようだ。
「ルーラル、本当に良いのです?」
「構いません。ガンガンやりなさい」
な、な、な、なんだと~~~~! おい! ルーラル! ちょっとまて~~い!
お目付け役のルーラルが、戸惑うレストに爆裂魔法の催促をしている。
「こんな酷い事をする施設なんて、全てぶち壊すのです。ニルカルア教なんて私が葬ってくれましょう」
そうか、ここはニルカルア教の建物なんだな......
ふむ、それならぶち壊すのも已む無しだ。じゃんじゃん遣って宜しい。
『やっていいニャ。ブチ噛ますニャ』
「あ、ミユキ! 戻って来たのですね」
俺の念話を聞き付けたレストが周囲を見回し、俺の存在に気付くと嬉しそうな表情で声を上げた。
しかし、今はそれ処では無い。向こうも魔法使いや戦闘僧侶の集団だ。急いで片付ける必要があるだろう。
『さっさとやるニャ』
「はい! ミユキの許しがあるのなら、どうぞなのです! ガストさん」
俺がレストを催促すると、彼女は早速とばかりにガストを呼び出した。
「猫! 珍しく話が分かるじゃないか。じゃ~いくぞ! おら! 爆裂!」
ガストはといえば、登場するなり挨拶代わりだとでも言うかのように、行き成り爆裂魔法をぶち込む。
その一撃で、敵の戦力は瓦解した。
なんとも恐ろしい攻撃だ。
『遠慮は要らんニャ。ニルカルア教の施設はぶち壊して良いニャ』
「そうかそうか。よしよし! それじゃガッツリやるぜ! おら、喰らえ! 爆裂!」
歓喜の声を上げるガストを横目に、俺は猫達が閉じ込められている檻に近付く。
すると、猫達が一斉に騒ぎ始めた。
『ニャ~~救世主ニャ~~~』
『勇者が来たニャ~~~~~』
『神が降臨されたニャ~~~』
『なんて神々しいのかニャ~~~』
『あの立ち姿、素敵だニャ~~~』
「猫達が凄い騒ぎになってるわ」
「ミーシャに助けを求めてるの」
猫達の声を聞いたマルラとミララが感想を述べてきた。
彼女達は猫の訴えをハッキリと聞き取る事が出来ない。しかし、トアラの使徒になったことで、猫達の言いたい事を何となく感じる事は出来るようになっているのだ。
俺からすれば、彼等の称賛を聞くと罪悪感で潰れそうになる。
だって、事の発端は、俺がこの世に居る所為なのだから。
もし、俺が居なければ、この猫達がこんな目に遭う事は無かっただろう。
だから、俺としては、あまり褒めて欲しくないのだ。
そんな罪悪感を抱きながらも、猫達を檻から出して転移させていく。
この転移アイテムには、人数制限があるので、何度かに分けて送る必要があったが、そこは慣れた手並みでサクサクと進める。
『よし、全て送ったニャ。みんなも戻るニャ』
既に戦いは終わっており、ニルカルア教の施設は見るも無残な状態となっていた。
それを眼前に仁王立ちしているガストが、俺に告げてきた。
「猫! 腹減ったぞ!」
その一言に軽く返事をしながら、俺達はカルミナ王国の南西にある街から転移するのだった。
通話の手鏡とは、とても便利で役立つ魔道具だと言えるだろう。
瞬時に遠くの場所に居る者と話が出来るのだから、とても優位性のある物だと言うに値する筈だ。
しかし、時として、とてもウザい魔道具だと言い換える事も出来る。
というのも、距離を置いても話したくない者との対応が必要になるからだ。
今まさにその時を迎えている俺は、直ぐにでもその便利且つウザい手鏡を叩き割りたい心境だった。
『お主は、今何処に居るのじゃ?』
「何処と言われても、カルミナ王国に居るニャ」
訝し気な表情で問い掛けてくるアーニャに、俺はしれっと嘘を吐く。
『それにしては賑やかじゃのう』
俺に纏わり付いたり、興味津々といった様子で鏡を覗き込む子猫達を半眼で見ながらアーニャが尋ねてくる。
「ちょっと、子猫を保護したニャ」
どうせ、向こうは何もかもを知っているのだ。
ここは適当な事を言ってお茶を濁そう。
『ほう、そう言えば妾の処に一つの報告が上がっておるが、まさかお主ではあるまい?』
アーニャが意味ありげな台詞を口にするが、その内容も理解している。
「なんのことかニャ?」
取り敢えずは、すっと惚けてみるが、彼女が次に発する言葉も予測できているのだ。
『原因は解らぬが、死国の城に沢山の猫が住み付いたようじゃ。オマケに餌を与えている者も居るようじゃな』
ほらキタ! あの目は完全に俺を犯人だと決める付けている眼差しだな。
てか、俺が犯人だけどな。
「それはそれは、奇特な者もいるのだニャ。褒めてあげたいニャ。いや、表彰してあげたいニャ」
『ふんっ、もう良いわ。して、カルミナ王国の件は如何するのじゃ?』
いつまでも惚ける俺に、業を煮やしたアーニャは、猫の事を言及するのを止めて、これからについて尋ねてきた。
『よもや、放棄したりせぬじゃろうな』
「ん? 勿論、アーニャに頼まれている事は遂行させるニャ」
俺の返事で、これまで苦虫を潰したような顔をしていたアーニャの表情が綻ぶ。
『それなら良いのじゃ。これからも頼む』
「ああ、ちゃんとやるニャ」
そう、アーニャに言われなくても、カルミナ王国に居る猫を救出する作戦があるのだ。
当然ながら、あの国に赴く約束は違わないさ。
アーニャに返事をしつつ、そんな事を考えていると、彼女が再び問い掛けてきた。
『お主、猫の国でも作るつもりか?』
猫の国か......日本にも猫島やウサギ島などがあったな。
それも悪くないかもしれない。
「そんなつもりはないニャ。でも、それは楽園かもしれないニャ」
そう、猫でも同族で戦う事もあるだろう。だが、戦争を起したりはしない筈だ。
それを考えると、人間の国よりは遙に平和な世界になるだろう。
「パパニャ~あそんでニャ~」
「パパニャのしっぽ、おもしろいうごきニャ」
「パパニャおなかすいたニャ」
アーニャとの通話を切断し、快く子猫達の玩具となっている俺は、猫国の実現性について考えるのだった。
てか、なんで俺がパパなんだ?




