表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/12

7日後

久しぶりの。

 あれからなんの進展もないまま7日。

 食糧確保の目処はまったく立たない。


 いや、トーシロに森で食糧採取とか、どう考えても無理ですわ。

 だいたい見たことのない植生だしさ。

 いや、もともとサバイバル技術ゼロ飛び越してマイナスの自分には地球でだって森で生きてくなんて、むりむり。


 一応それっぽいものは集めましたよ。時間はあるから少し遠出しました。


 謎の植物&果実(?)の特売市を開催しまーす!イエーイ!


 まず取り出しますのはこの七色に光ります、途中がプックリ膨らんだ茎!きれいですね~。何で七色かは気にしちゃいけません。

 きっとこの膨らんだ部分に栄養がつまってるに違いない!


 ほら駱駝の瘤とか地下茎的な?

 断じて寄生虫とかではないと信じたい。

 ほんと切ったら中から蛆的なものが、なんてやめてほしい。うわ、想像してしまった。

 ちょっとだけ、氷の刃で切り裂いて見たけど、中の惨状は……


 えっ、昆虫は貴重なたんぱく質だって?

 すいません、なにぶん古い人間なんで、時代の最先端にはちょっとついてけないっす。あんな、うじゃうじゃ蠢く……


 気を取り直して、次はこちら!


 木の根本に生えておりました、キノコサイズの何か!

 さわった感じもキノコっぽい!

 見た目がちょっと触手の生えてる、紫色なだけ!

 うーん。なんか食べたらお腹を食い破って出てきそうだね~。


 最後にこの果実?

 見た目も柿とミカンの合の子的な感じと親近感もわく。これまでの採取物見たあとは特に。

 念のために軽く火で炙って見たんですよ。これも寄生虫とか怖いしね。

 もう火に近づけたら爆発しました。オート発動に設定していた氷のシールド魔法が間に合ったから良かったものの、冷や汗ものですわ。

 栗が弾けるとかのレベルじゃないね。昔テレビで見た地雷の爆発ぐらいの威力はありましたよ。


 そんなこんなで何も食べれず。泉生活続行中ですわ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ