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君との出会い
君の心、掌が
冷えてしまわないように
君のぬくもりになれたことが
僕の「幸せ」だよ
必要とされるなら、悪くもないな。
僕が言う
君のおかげだから。
君は笑う
愛も哀も示すことさえ
煩わしいなら
僕は君を温めるよ。
朽ち果ててゆく それでも構わないから
冷たい雨が君に降り注ぐ
そんな君を温めるのは僕しかいない、
僕しかいないんだ。
もうただのゴミだと呟いて
君が僕を見捨てても
僕は温め続ける
君の心が冷えてしまうくらいなら
僕は生まれた意味が無くなってしまう
それが、僕の運命。
色んなものを犠牲にしても、僕は
君を温め続ける。