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街賊悪漢 新闘乱運命  作者: 火村虎太郎
新天下一武盗会。東京のアウトロー達
39/82

爆撃クジ。

「オーナー・・じゃなくて、渡辺さんっ!」片瀬

「わぁ渡辺さん」柴


「ほほう・・新時代硬派か・・」あきな


これって最強なんじゃ?新時代の硬派って?


「おお~渡辺さ~ん」明智

「元気っすか?」赤羽

「割引クーポンくださいっすよ」関原


「ははっ駄目駄目~」渡辺


(てかダメーダピザでバイトしてるんだ今・・。

 メイド喫茶は経営者変わったらしいしな・・)片瀬


店は何も変わってないけど、唯一渡辺さんは来なくなった・・


まあ、みんな気を使ってメイド喫茶の経営者から退いたのは触れずにいる。

子供ながら大人の事情(借金)だとは分かってるし。

でも久々に会って元気で良かった。


てか・・やっぱそれしちゃう?の行動をしてるのが・・


「ピっ・・ピっ・・・プルプルプル・・・」

「はいっダメーダピザですっ」


電話を掛けて・・


「バイト今日で辞めっからなぁ!給料ももう要らねぇよボケっ!」渡辺

「なっ!渡辺君か!?配達の帰りが遅いと思ったら!」


うっぷん溜まってたんだろうな・・


「バーカ!バーカ!ピザ作るのも下手なポンコツ店長が!」渡辺

「アンタ人として腐ってるぞ!」


腐ってるね・・いい大人が・・


そして他の人達は・・


「うわああ・・俺達の祭りが二日目で終わったぁ・・」

「しょうがねぇよ。でもがんばったよ上滝さん」


「・・これで攻めてくる人数も、もう限られたな・・」渡辺


「くくっ・・。」岩永

「くくっ・・。」はるか


少しだけこの二人の含み笑いが気になった。


「あっ・・・上滝さんの近衛兵が・・」片瀬

「全員失格だ・・。確かに人数がかなり限られてきた・・」柴


どうしよ・・言うとみんなに悪いけど・・


(勝ってほしい渡辺さんに。2千万もあればやりなおせるはず・・)片瀬


メイド喫茶のオーナーにも秋高にも爆撃のトップにも復帰して、

もう一度アウトローの最前線で輝いて欲しい。


へへ・・でも多分みんなも同じ考えだと思うな。

みんな渡辺さんっ子だし。本当みんなの恩人というか・・


憎めない人だしな・・



「しゃあおらーー!チャンスじゃー!チャンス祭じゃあ!」明智

「潰せっ潰せっ!おっさん一人だ!囲め!囲め!ボコっちまえ!」赤羽

「うーーーーっファイブウェイっ!ファイブウェーーイっ!」関原


「ごはっ!ごふっ!がはあ!」渡辺


・・・マジか、お前等・・

いいおっさん相手に、何マジ蹴りくれてんの?

ファイブウェイまで出たぞ・・


もうこれ以上はない宣戦布告しやがって・・

恩を仇で返すとはこの事だな・・

さっきまで新時代の言葉の攻撃だったのに、

急に相手見て、拳で攻めだしやがって。


そうこうしてたら・・


「ピンポンパンッポ~ン♪」と、校内放送が入り・・



『・・え~・・こ・・・この放送をもって本日の攻防は終了とする。』はるか


あっ・・もうそんなに時間経ってたんだ・・もう放課後かぁ。



『はは、何緊張してんだよ』岩永


ん?さらに岩永さんの声も聞こえてきて・・


『ばっ!これもう繋がってんだぞ!』はるか

『えっ!リハじゃなかったの?これ本番?』岩永


・・・繋がってるよ・・


『誰だっこらぁあ!勝手に放送室入って何やってんだ!』あきな

『逃げろ逃げろっ怒られるぞ』はるか

『証拠隠滅で消火器ぶち撒いとこうっ』岩永


全部聞こえてるって・・

相変わらずだ・・


『うわっ!普通マジで撒くか!?・・いい大人がほんっと・・。

 ・・・・ふふ・・でも本当秋高があってよかった・・

 辛い事も一杯あったけど、それ以上にここで生まれた笑顔の方が多くて・・

 生徒もみんなかわいくて・・・

 そういえば、秋高退学させられたのって未だに私だけなんだよなぁ・・

 今度一年のバカでも退学させて汚名返上するかな・・

 んっ?あれっ!?これスイッチ入ってるの!?ウソっヤダっ!』あきな


「ブチっ!」・・っと、やっと放送が切れ・・



「・・ちっと、おとなしくしとくか・・」赤羽

「ああ・・遅刻とかも気をつけよう・・」明智


ヤベェな・・ノリで退学させられるぞ・・



天下一武盗会二日目は渡辺がカリスマで終了・・



「まだ出店やってるから何か買って帰ろうぜ」明智

「何か、今日から明日にかけてはオールナイトでやってるんだって」赤羽

「盛り上がってんなぁ。」関原

「わっ!見てあれ!」片瀬

「あんなのあるんだ?」柴


色々な出店が出てるんだが一つ異様な出店が・・


普通お店の暖簾に書いてあるのは、

絶品!たこやき・・とか、

焼きたて!とうもろこし・・とかなのに・・


外れなし!すべて東京!爆撃クジ


「ばっ!爆撃クジ?」片瀬

「あっ・・買ってる人居る・・」柴


その人達の会話を聞けば・・


『本当に一等の六本木爆撃出るのかよ?』

『二等の池袋も2~3年前から当たり出てないぞ・・』

『はいっ残念。西鎌田6丁目5-12爆撃ね。』店員

『うわぁ範囲せま・・要らねぇや・・地元から遠いし・・』

『奥多摩町とかよく出るけど要らないよな・・』

『ああ。結局地元以外出ても困るから要らないよな。これほとんど詐欺だよな』

『伊豆大島出たのは逆に当たりだけどな』

『でも去年東東京爆撃出てんだよな・・』

『まれにプレミア入ってるんだよな・・』



「・・・・そのクジ全部貰えるかね」明智


あっ・・行きやがった・・

お前は絶対爆撃に来るな!チャラいのはプレジェイに行けっ!

しかもこいつ、六本木狙いは明白・・

それ出れば、ほぼ六本木のトップ級の不良になれるじゃん。


「そういうのなしね~」店員

「うわってか高っ!買えね~」明智


「本物なんですかこれ?」片瀬


本物だよって・・。これで爆撃戦争にも参加出来るよ~・・って。

でも・・


「5000円か・・微妙・・」片瀬


一回クジ引くのに5000円だよ!?

う~~ん、そりゃ爆撃系のチーム持てるって額としては超安いけど・・


「止めとけ、ねぇーちゃん。これほぼ詐欺だよ。」

「地元か繁華街が出ないとハズレみたいなもんだ」


うん・・意味分かるよ。

う~ん・・・でも爆撃のチームの総長になりたいし・・


ゴソゴソ・・・


「これっ!」片瀬

「おお~見せて見せて~」柴


メイド兼キャバ嬢舐めんなよ!小銭なら持っとるんじゃい!


ドキドキ・・でも5000円・・頼むっそこそこの所を・・


「・・・きゃあ!スカイツリー爆撃出たぁ♪」片瀬

「わぁよかったね♪地元じゃん」柴

「おっ。ねぇ~ちゃん、それプレミアだぞ。よかったなぁ」店員



「・・・・・・あるな・・当たり。」

「・・もう一回やってみるか・・」



「ふふっこれで片瀬も爆撃入りかぁ・・」赤羽

「まあ仲間の誰かが爆撃系で、がんばってほしいしな・・」明智

「だんだん俺達の構図も出来てきたな・・」関原


構図・・・敵なのか?味方なのか?それとも中間に位置するのか?


「・・あの・・・関原君・・って・・?」柴


聞きたいことは分かるよ。ベイサイドミサイルが、どこ系かって事でしょ?


そう・・学校が終われば所詮俺達、街のくだらねぇ悪党だ・・


「・・打倒渋谷。」関原


アウトローに憧れちまったんだ・・しょうがねぇよ。

友とか同級生とか関係なしに・・


・・・来るなら撃ち落すぞ。


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