なしにしろ!
・・ブラジルの人聞こえますか?・・人質取りましたよ・・この子達・・
「上滝までの道のりを開けろ!」明智
「おらっ動くな!親分死んでもいいのかぁ!」赤羽
「・・・・・・・俺達ぁ失う物なんてねぇんだよ!どけおら!」関原
あ・・のっかった・・
どうしよ・・関東最大の暴力団組長を人質に取るなんて・・
「・・・・・・・・・・・・」柴
「・・・あれっ?」明智
「し・・柴ちゃん?」赤羽
柴ちゃんが一人で歩き出し・・
「す・・すいません・・シャーシンください」柴
「あいよっ。なにB?」購買部の人
(そっちだったの!?)明智
(嘘っ!やっちったの?俺達?)赤羽
(む・・無関係装った!)関原
私は先に行かなければならない所があるし・・
「大丈夫せっちゃん!」柴
「うわああんっ変なのやらされてたぁ。恐かったぁ」片瀬
てか・・
「・・・めっちゃツイートされてるんだけど・・」片瀬
「秋高生三人関東最大の暴力団組長人質に・・・よし、セーフ。」柴
私達はセーフ。
片瀬と柴が現場に戻れば・・
「くく。・・やれるもんなら・・やって・・みなっ。ふははは」岩永
「大和田ぁああ!」明智
・・・倍返し?結構余裕だな・・
「条件はこれだけじゃねぇぞ!!」明智
「なっ何!?お金?飲むっ。全部飲むから落ち着いて!」はるか
明智達がニヤっと笑い・・
「お咎めなしにしろ!」明智
「これだけは譲れねぇぞ!」赤羽
「絶対傷つけねぇから、何もなかった事にしろ!」関原
はぁ・・
己の身の保身にかけては、くそ上司でも敵わないな・・
てか・・人質取って、人質解放するから、人質取った事なかった事にしろ?
絶対傷つけないから?・・お前等すぐ鎮圧されるぞ・・
「おらっぁ!近づくな!咎めてみろっコノヤローっやっちまうぞ」明智
「咎めるんなら止めねぇぞ!」赤羽
「無傷で帰してやるから咎めるんじゃねぇ!」関原
「わっ分かったから、咎めないから、その先の尖った金属をこっちに!」はるか
これショートコントなのかな?
もう鎮圧しちゃいなよ。咎めないからさ・・
「よし・・」明智
「ふぅ・・」岩永
「よかったぁ」はるか
そして岩永さんを解放して・・
(よしっ・・無傷で開放。これでお咎めなし。・・あれ?)明智
(・・・あれ?これ振り出しに戻っただけじゃ?)赤羽
(・・あれ?これ何の意味があるの?)関原
必死で喉枯らして訴えたんですけど・・
「・・上滝さんの所まで、たどり着けるよ」柴
「上滝さんまでの道のり開けろって言ってたよ」片瀬
何自分で言ったこと忘れてんだよ・・
よっぽど必死でメインだったんだな。お咎めなしの条件が・・
「あ・・じゃあ・・」明智
「あっ・・すみません横通りま~す」赤羽
「柴ちゃんと片瀬も来れば?」関原
いや、いい・・今回は離れて見守っとく。
そして冷ややかな目の二年達の前を抜け三年の教室の前まで来れば・・
「あれ?一年の?」リオ
「あっ!お疲れ様です先輩ぃ」
く~緊張するぜ。秋高のアイドルリオさんだ。
「ん?リオと仲いいの?あいつ等?」上滝
「上滝居るのに目もくれねぇな」
「いつもリオさんで抜いてますっ」関原
「う・・うん・・ありがと。」リオ
「やっぱ秋高はリオさんですよね」明智
ぬぬ?
「秋高を代表するリオさんに、よくしていただいて本当に光栄です」赤羽
本当やさしくていい先輩で、本当に誇れる人で。
それに比べ・・
「上滝はぁ~・・・」
あ・・始まってんだもう?
てか新時代の言葉で撃ち落すんじゃなかったっけ?
「・・・挑発に乗るなよ上滝」
「・・・ぶはは。なるほどな」上滝
俺に嫉妬させて殴らせるつもりか。
確かに俺がそんなことすればカリスマも地に落ちるな。
「んっ?」
そして三人が、わざとらしく上滝を発見して・・
「・・・もうくすんじまった後か・・
追いつこうとして・・いつの間にか追い越しちまってたよ・・」明智
いったーーー。丸パクリ王登場。
「打てよ・・どこまでも・・お前の悲しみがすべて沈んじまう前に・・」赤羽
あれ?こっちも。じゃあ最後の締めが俺?
えっと・・じゃあ・・
「くく。・・やれるもんなら・・やって・・みなっ。ふははは」関原
決まったな。
どもっ。私達なんでもパクる、丸派栗男ですっ。
「・・・最後のは殴ってもいいの?」上滝
「いいだろ。」
うそっ?やだっ俺は栄光の・・
「ごぱぁ!!!旧産業中央銀行だぞぉ・・ごふ」関原
「うわああ常務~!」明智
「常務~!」赤羽
うらむよ・・半沢君・・
「くっ・・倍返しか?」明智
「いきなり倍返しか?」赤羽
・・・いや・・いきなり倍返しかとかいわれても・・
本当意味分かんねぇなこの一年共は。
「くそっ、こっちも新時代の倍返しだ」明智
でも俺達は、猛攻を仕掛けてるのに撃ち落せないでいたんだ・・
少し新時代じゃない言葉を出せば関原のように打たれ・・
弱い新時代の言葉で攻めれば上滝さんは動かずに固まるだけ・・
「・・これって、上滝さんの負けないんじゃない?」片瀬
「ジリ貧だね。明智君はキレてるからまだ無傷だけど」柴
確かにジリ貧。
「・・・春風が・・ふわりと今を・・駆けていく・・」赤羽
「・・これは?」上滝
「・・かなりいいけど、新時代じゃねぇな。」
嫌いじゃないね。・・いいんじゃない。
でも新時代のアウトローではないね。
「ごぱぁ!・・あ・・後は頼んだぞ・・小木曽君・・ごふ・・」赤羽
「浅野支店長ぉ!」明智
新時代の言葉出しすぎて、もう言葉の引き出しがなくなってきたみたい。
(てか俳句?なんだこの戦い?しかもまだ半沢ごっこしてた・・)片瀬
てか、一番カスが残ったんですけど・・小木曽って・・
そう・・俺達は決定的な新時代の言葉を出せずに・・
ただ脅えていたんだ・・時代の壁の大きさに。




