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ぱらのいあ  作者: 楸由宇
ペアノヴェル
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創造主

 神様は、空と大地、昼と夜、生き物を創った。この世の誕生である。しかし、神様はまだ何かが足りないと感じた。そこで、神様は自分の息子と娘をその世界に住まわせた。これが、人間の始祖である。世界の出来に満足した神様は、急に自分の創った世界に興味を失った。神様は次に何を創ろうかと考えながら、眠りにつくことにした。


 それから時は経ち、この世界は人間達によってどんどん占領されていった。そして、人間達は自らの仲間を殺し、世界を壊していった。

 人間達の愚行を嘆いた一人の少女は祈った。

「神様、もしいらっしゃるのなら、あなたの子ども達をお救い下さい。」

しかし、世界を創ることで満足してしまった神様は、一人歩きを始めた自分の作品にもう興味は無かった。

 人にもよるだろうが、クリエータと呼ばれる人たちは、一度創ったもの(作品)に対してすでに興味を失っている事が多い。それは、何故だろうか。創る過程こそが、作品の本質だからだろうか。もちろん、他人の目に触れるものに対しては、少し気になる場合もあるが、それはその作品に対する評価が今後の創作に生かせるかもしれないからであり、その作品に対する評価そのものには興味は無いはずである。

 結局、一人歩きを始めた作品に対して、創造主は何も感じないのである。

 完成したら、これまで。完成したものに対してエネルギーを注ぐよりは、新しいものを産み出した方が何倍もエキサイティングなのである。

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